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クローズ就労に向けて出来ること

こんにちは!チャレンジドジャパン藤沢センターです。そろそろ梅雨入りも近いようですが皆様いかがお過ごしでしょうか。今回はクローズ就労において私たちが出来ることをお伝えいたします。

働き方を考える際、「一般雇用」なのか「障害者雇用」かをまず選ぶことになります。一般雇用で就職する場合は、さらに自分の障害を企業に伝える(=オープン)か、伝えない(=クローズ)かの選択が必要となってきます。

どんな働き方がある?

就労移行支援事業所なのだから「障害者雇用」なのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、どちらか片方を目指す、あるいは両方を視野に入れて就職活動していくことも可能です。それでは それぞれのメリットやデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

オープン・クローズのそれぞれどんなメリット・デメリットがある??

オープンとクローズ、それぞれのメリット・デメリット


「オープン」で働くメリット/デメリット
〈 メリット 〉
障害者求人に応募できる
②「病気のことを知られるのでは」という不安を抱かずに働ける
③月の通院時間を確保できる。昼間の服薬にも気づかいが不要
④苦手な仕事やできない仕事を理解してもらいやすく、得意をいかして働くことができる。
採用面接に支援者の同行を依頼でき、必要に応じて支援者にフォローしてもらえる。
〈 デメリット 〉
①障害者求人は、一般求人と比較して数が少ない
他の社員に、障害があることを知られる可能性がある。
③業務がシンプルに切り出され、単純作業がメインになることがある

「クローズ」で働くメリット/デメリット
〈メリット〉
①一般求人のほうが障害者求人よりも求人数が多いため、就職したいと思う会社が比較的見つけやすい。
②就労形態によっては、週20時間未満の求人がある。
〈デメリット〉
①「いつか障害が知られてしますのではないか?」という不安を抱きがちでストレスにつながる。
②通院や服薬は周りに気をつかいながら。(通院できないリスクもあり。)
③仕事で疲れたときでも、適度な休憩をもらえない
残業や休日出勤を指示されることがある。
⑤難しい仕事を引き受けなければならない場合もある。

クローズ就労はどう目指すのか


障害をオープンにして働くか、クローズにして働くかで働き方はずいぶんと変わってきますが、どちらが良くどちらが悪いといものではありません。
クローズで働くから就労移行でやることは特にないのかな・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし
・自分の得意なこと、苦手なことを分析する。
・得意なことを伸ばし、強みを強化する。
苦手なことの原因や傾向を探っていく。
このように訓練を通じて、自分の特性、強みや得意・苦手なことが見えてくることで、自分に合った仕事が何なのか、自分の特性や強みを活かせる環境はどういった職場なのかを企業分析しながら見つけていくことが出来ます。
自分の特性がどのようなものなのかを一緒に整理し、強みがどこにあるのか、どこを避ければうまく仕事ができるのかといったことを共に考え、見つけていくお手伝いをチャレンジドジャパンでは実際にクローズでの就労を目指す方とも行っています。

オープンでもクローズでも大切なのは、「自分にとっていちばん働きやすい働き方」はどれなのかということです。 クローズで働きたいけれど、どのように動いていったらいいのだろう?どのような働き方が一番自分に合っているのだろう?と一人でなかなか答えが出ないかもしれません。
せび一緒にあなたの一番働きやすい形を私たちと一緒に考えていきませんか?