【訓練紹介】アンケート仕分け

チャレンジドジャパン海老名センターではたくさんの軽作業やパソコントレーニングに取り組みながら、就職に向けてスキルアップすることができます。今回はその中から、事務業務に役立つ軽作業トレーニングの一つ「アンケート仕分け」をご紹介します。

アンケート仕分けとは？

100枚のアンケート用紙を、指定された条件の通りに仕分けます。条件に応じてアンケート結果を読み取り、枚数を数えて解答用紙に記入します。
仕分け方法は「アンケートの答えごとに分ける」「名前の頭文字をあいうえお順に分ける」「住所の都道府県別に分ける」「用紙に記入されている顧客コードをアルファベット順に分ける」の４種類です。

アンケート仕分けで身につけられるスキルとは？

①ミスなく作業する正確さ
100枚のアンケート用紙を正しく数える訓練を続けることで、作業の正確さを高めます。一度数えた後に、本当に間違いがないかどうか数え直すダブルチェックを行うことで、さらに正確さが高まります。

②くり返し作業を行うことによる作業の安定性
トレーニングは１度挑戦して終わりではありません。ミスがあった場合は、何がミスの原因となったのか、次は何に気を付ければミスがなくなるのかを考えます。紙の向きを揃えたり、数えるために机の上をすっきりさせたり、作業環境に気を配ることも大切です。

③多くのアンケートを仕分けることによる作業耐性
何十枚もの紙を数え続けたり、決められたルールにしたがって分けたり、何十分も続けるためには集中力が必要です。周囲の気になることや、考え事に気を取られずに作業を継続するのはお仕事をする上で必要なスキルとなります。

訓練中に「困った！」ときは…

わからないことや迷うことがあったとき、自分では解決できないトラブルが発生したときに「どうしよう！」と一人で抱え込まずに

「すみません、○○についてわからないことがあって困っています」
「もう一度手本を見せてもらえますか」
「一人では難しいので、手伝ってほしいです」

のようにスタッフに相談することも訓練の一つです。職員はどんなご質問にも丁寧に対応し、利用者さんが集中して訓練に取り組めるようにサポートしますので、安心してご質問していただくことができます。困りごとへの対処法を訓練の中で身につけることは、職場で働くときに必ず役に立ちます。

訓練を体験してみませんか？

実際に体験してみることで、自分の得意・不得意がどんなことなのか、集中して仕事に取り組める時間や疲労度はどれくらいのかが分かってきますので、障害や特性についての理解が深まります。
平日10：00～15：00でいつでも見学・体験ができますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ホームページ、お電話、メールにて随時お申し込みを受け付けております。

海老名センター職員一同、心よりお待ちしております！