【講座紹介】機能的コミュニケーション講座(JST講座)
Recently updated on 5月 15th, 2024 at 10:58 am
皆さん、こんにちは!桜も散ってしまい少し寂しくも感じますが、緑が映える季節になってきましたね!気温が高く暑いとも言える日もありますが、体調にお変わりはございませんでしょうか。
さて今回は、様々あるチャレンジドジャパンのプログラムの中から、「機能的コミュニケーション(JST)講座」をご紹介いたします。
JST講座とは・・・?!
このプログラムは「Job Skills Training」の頭文字をとって「JST」と呼んでいます。日本語にすると『職場における対人技能訓練』という意味になります。職場で長く安定して仕事を続けるためには、上司や同僚とのコミュニケーションがとても重要です。JST講座ではこういった『職場での上手なコミュニケーションの取り方』について学んでいきます。
(例)
あなたは上司に依頼された業務をおこなっていた際、疑問に感じる箇所があることに気が付きました。そのことを質問したいと思うのですが、上司はとても忙しそうにしていて、声を掛けたら申し訳ないような気持ちがします。ですが、今確認しておかないと納期に間に合わない可能性もあります。
例えば職場でこんな場面があった時、皆さんはすぐに上司に声をかけ、質問をすることが出来ますか?自分の気持ちや考えをまとめ、落ち着いて質問を伝えることが出来そうでしょうか。JST講座は、これから就職を目指す方のために「自分の気持ちや考えを、職場の上司や同僚にうまく伝えられるようになる」ことを目的とした講座になっておりますので、このような場面でもスムーズに質問や相談が出来るようになります。
ロールプレイ(役割を演じる)
JST講座では職場で必要なコミュニケーションをロールプレイを通して練習します。先ほどの例であれば、質問をしたい人役が忙しそうにしている上司役に、依頼された業務で質問点があるので確認したいと実際に伝えてみます。
ロールプレイをすることによって、自分ではなかなか気付きにくい表情、姿勢、視線、声の大きさやトーン、話し掛ける距離が適切かどうかを見直すことが出来ます。参加者がお互いにロールプレイをおこない、感想や意見を共有することでより良い伝え方が出来るようになっていきます。
実践してみよう
ロールプレイを終えた後は、チャレンジ場面を設定する時間があります。それぞれのテーマに沿って、センターへの通所の中で取り入れられそうな場面を皆さんに考えていただきます。例えば、トレーニング中に急に体調が悪くなった時「不調を訴える」場面や、スタッフに資料作成を依頼されその進捗を「報連相をする」場面など、日々の通所の中で活かすことの出来る場面を設定します。
ロールプレイで練習し自信を付けたら実践してみることが大切です。チャレンジ場面を繰り返し実践することで、身につけたスキルを確実なものにしていきましょう。
JST講座ではこの他にも「職場で雑談をする」や「仕事でミスしたときに謝る」など、実際に仕事をすればどなたにも起こりうる現実的な状況に即した内容となっております。ロールプレイでは他の方を参考にしたり、また他の方から見たご自身のロールプレイのどの点がよかったかなど意見を聴くことが出来ますので、毎回新しい発見があると思います。
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