JST講座～職場へ遅刻・欠勤を連絡する～

　宇都宮センターで実施しているコミュニケーション講座（JST）をご紹介いたします。
今回のテーマは『職場へ遅刻・欠勤を連絡する』です。天候や渋滞の影響で出勤時間に遅れてしまう。体調が優れず会社を休む事を連絡する際、皆さんはどのように相手に伝えますか？
今回は職場で遅刻・欠勤をどのように伝えるべきなのかを皆さんと一緒に考えました。

ロールプレイ

　最初に職場へ遅刻・欠勤を連絡する事へのメリット、デメリットについて皆さんと考えました。
伝えられたメリットとして「周囲に迷惑をかけない」「仕事の穴埋めについて考えることが出来る」「無断欠勤にならない」というメリットがある一方、デメリットとして「相手に心配をかけてしまう」「負担をかけてしまう」等の意見が出ました。
次にスタッフが悪いロールプレイを行いました。電話にて欠勤を伝える場面を想定して行いました。電話口で名前を名乗らないで、休む事だけを伝えて電話を切ってしまいました。ロールプレイを見た皆さんの感想として

・最初に名乗っていなかった。

・相手の判断を聞いていなかった。

・体調がどのように悪いかを伝えていなかった。

等の意見があがりました。

ステップアップポイント

スタッフが行った悪いロールプレイを見て、どのような改善点があるのか皆さんで話し合ったところ

・最初に自分の名前を伝える。

・相手に伝わる声の大きさで話す。

・伝えた事に対する相手の判断を聞く。

等の意見が出ていました。
その後、ステップアップポイントをもとに再度ロールプレイを行いました。担当となっていた仕事が出来なくなってたことを伝える際、言葉使いが丁寧で相手に聞こえる大きさで話すことが出来た事で、最初と比べて印象が大きく変わりました。

まとめ

　天候等によって通勤時間に遅れてしまう、体調が優れず仕事を休んでしまう事は誰にでもあります。迷惑をかけてしまうという気持ちが強くなってしまい、上手く伝える事が出来ない事もあると思います。
今回のロールプレイのように、しっかり自分の事を伝えることで良い人間関係を築くことが出来、長く安心して働けることにも繋がります。
チャレンジドジャパンではJST講座以外にも、就職活動に結び付く様々な講座を日々実施しています。実際に講座の様子を見学、体験することが出来ますので、見学にお越しいただいた際は是非お問い合わせください。