係活動で職場の一員としての自覚を持とう
3月も終わりを迎え、新年度を迎えようとしていますが皆様体調にお変わりはないでしょうか?連日ニュースで健康被害や事故に関することが報道され、気持ちが沈むことも多くありますが、4月は出会いの季節と呼ばれ、新入社員や新しい上司と新たな関係を構築していく時期です。明るく新年度を迎えたいですね。
さて、今回は盛岡センターで行っている「係活動」についてお伝えします。
係活動の目的
チャレンジドジャパンでの係活動は、業務を繰り返す行うことでスキルを向上させること、また複数人で作業を行う時のコミュニケーションスキルや分担の調整などの、相談スキルを身に付ける目的を持って実施されています。
支援員がいるのになぜやらなければいけないのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、社会に出れば一人一人に必ずやるべきことがあり、「誰かがやるから自分はやらなくても良い」という考えが通用しなくなります。受け身ではなく、自ら率先して行う姿勢が必要になってくるため、今の段階から責任感を身に付けておくことが重要になります。社会に出る前の準備段階として皆さんに係活動に取り組んでいただいています。
実際に取り組んでみて
係活動には朝礼や訓練アナウンスなどの全体への声掛けが必要なものから、来客者へのお茶出しまで様々なものがあります。今回は実際に係活動に取り組んだ利用者さんに感想を伺いました。
「他の方の前で話すのは緊張したし、言葉に詰まることがあったが、スケジュールに違いがないようスタッフの方に確認してから全体周知できたことは良かった」
「外部の方にお茶を出すのは初めてだった。ただ出すのではなく、「熱いのでお気をつけください」という一言も添えることで丁寧な印象を与えられていたら嬉しい」
といった声が聞かれました。誰でも取り組む前は緊張や不安でいっぱいになってしまいますが、いざやってみると意外と出来て、それが自信に繋がるということもあります。係活動をすることで実際の職場感を持ち、訓練の中で自然と責任感が身に付いてくるかも知れません。
ご興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。