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オープン就労とクローズ就労の違いを理解しよう

Recently updated on 5月 2nd, 2024 at 09:17 am

チャレンジドジャパン金沢文庫センターです。暖かい日が増えてくると同時に、花粉が猛威を振るっておりますが、皆さま体調はいかがでしょうか?今回は就労移行支援事業所で頻繁に登場する「オープン就労」「クローズ就労」について、それぞれのメリット・デメリットをお伝えしたいと思います!

オープン就労とは?

オープン就労とは、ご自身の障害や病気を就職先に開示したうえで就労することです。主に障害者に限定して採用を行う「障害枠」での就労の事を示すことが多いです。障害枠での就労を希望する場合には、障害者手帳の取得が必須となる点には注意が必要です。それでは、オープン就労のメリットとデメリットを見ていきましょう。
※一般の求人に対して障害を開示して就労する事も示しますが今回は割愛いたします。

オープン就労のメリット4つ

① 障害特性に応じて、業務内容や配属先への配慮を受けることができる。
② 障害を開示できることによる、精神的な安心感がある。
③ 支援機関と就職先が連携したサポートを受けることができる(フォローアップや定着支援)。
④ その日の調子に合わせて勤務形態を変更することもできる。

オープン就労のデメリット3つ

① 給与水準が低い(正社員以外かつ週所定労働時間が30時間未満で働く方がほとんど)。
② 求人数が少ない。
③ 職種の選択肢が少なく、限られてしまう。

クローズ就労とは?

 クローズ就労とは、障害や病気を就職先に開示せずに働くことを言います。特に障害者向けではない求人「一般枠」での就労になります。

クローズ就労のメリット3つ

① 障害枠と比べて給与水準が高い傾向にある。
② 求人数や求人職種が多く、選択肢の幅が広い。
③ キャリアアップしやすい(多様なキャリアを選択しやすい)。

クローズ就労のデメリット3つ

① 障害への配慮を受けることができない。
② 障害や病気を隠すための努力が必要になり、精神的な負担がある。
③ 障害枠での就労と比べて、支援機関と職場の連携したサポートを受けにくい。

まとめ

 「オープン就労」も「クローズ就労」もそれぞれにメリットとデメリットがあります。自分はどの働き方が合っているのかな?という疑問にも、我々がもちろん一緒に考え、サポートしていきます。
 郡山センターではいつでも見学・体験を承っております。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください!