3年半仕事が続くコツ
皆さんは仕事が3年半続くことは長いと思いますか?
チャレンジドジャパン名古屋今池センターでは訓練終了後に就職した方が、3年半以上働かれるケースがたくさんあります。※2025年1月~3月までの間に絞っても就職後に3年半を迎えた方が3名いらっしゃいます。
今回は3年半就職が続いたAさんのインタビューを掲載します!
頑張りすぎないけど必要なことはする
――仕事を長く続けるコツはありますか?
3年半仕事を続けるコツは「頑張りすぎないこと」ですかね。人それぞれできることは違いますし、限界値も違うと思うんです。その中で、通勤時間や仕事内容を判断し「自分にできること」をベースに仕事を考えることが大事ですかね。無理なことは無理ですからね。ただ仕事である以上やらなければならないことはやる必要がありますからそのバランスは大事です。後は「ここで最後!」と思わなくてもいいかな、と思います。もしダメなら就労移行に戻って訓練し直そうくらいの気持ちで丁度いいです。
――仕事を続けて良かったことはありますか?
一番は自分が成長できたことですね。今の仕事はこれまでの仕事で一二番目に長く続いた仕事ですが、役職も与えられ職場の中では少しベテランになりました。その結果、職場全体を見るスキルというか俯瞰で物事を考えられるようになっています。これは自分の中でも変わったなというポイントです。
例えば、自分は今の仕事の面接は結構、すんなり通過したんです。もう面接に行った段階で何時から来れる? 的な雰囲気で。当時はそれを嬉しく思っていましたが、俯瞰で物事が見れる様になったり、後輩指導をする立場になると「面接でもっと審査があった方が良かったんじゃないか?」、「しっかりと適性の確認があった方が良いのでは?」なんてことも考えてしまいます。自分の仕事に対する意識、見る目が変わったということですね。
相談って大事です
――最後に就労移行で長く働くために身に付けた方が良い能力は何かあると思いますか?
何よりも大事なのは相談するスキルです。職場の上長、就労移行のスタッフに適切に相談できないと仕事は続きません。
自分が何に対して不安なのか、どうしたいのかを言えないと辛くなりますから。
そのスキルは就労移行でしっかり身に付けて欲しいですね。それが最初に言った、「無理をしないこと」にも繋がっていきます。
――以上Aさんからのメッセージでした!
