配慮事項のまとめ方ご存じですか?
障害者枠で就職活動を行う場合、企業担当者様より、配慮事項シートを提出してほしいと依頼されることがあります。
チャレンジドジャパン静岡センターでは、配慮事項シートのまとめ方について学ぶことができ、またスタッフからアドバイスを行うこともできます。
配慮事項シートを提出するメリットは?
自分のメリット
企業の方に自身の障がいを伝えやすくなるということです。事前に応募書類と一緒に配慮事項シートを提出できれば、面接時に企業の方から配慮事項について質問された際に、緊張してしまい伝えられなかった…ということも防ぐことができます。
企業担当者のメリット
どのような配慮が必要か知ることができ、働いて頂くうえでの環境の整備や業務の調整がスムーズにできます。
シートの内容について
配慮事項シートの形式は様々ですが、チャレンジドジャパンでは
①氏名 ②生年月日 ③性別 ④障害名と手帳の種別 ⑤通院状況 ⑥服薬 ⑦年金 ⑧相談先 ⑨緊急連絡先 ⑩特性及び配慮点 についてシートに記入していきます。
配慮点のまとめ方
通勤面、環境面、対人面、作業面、その他について、企業の方に配慮頂きたい内容を記入します。1項目につき、1~3個程度が適量です。求人票に書かれている、仕事内容や通勤経路、職場環境を想定して記入します。また、配慮して頂きたい内容は具体的に書きます。例えば、仕事内容に重い段ボールを運ぶ業務があると書かれている場合、配慮点には「腰痛があるので、重いものを運ぶ際には台車を使用させて頂けますと幸いです。」と記入できると良いでしょう。
配慮点のまとめ方の注意ポイント!!
配慮点をまとめる際に注意したいポイントが「配慮と希望は違う」ということです。配慮というのは、「〇〇という理由があるため△△して頂きたい」と、企業の方にお願いするものです。そのため、企業の方に理由もなく「△△してほしい」と希望を伝えるのはNGです。
また、配慮点だと思っていたことが、自分自身で工夫をすることで改善される可能性もあります。本当に必要な配慮なのかどうか見極めることも必要です。
支援員と一緒に作成してみませんか?
配慮事項シートをまずは自分自身で作成し、その後支援員と一緒に内容を確認することで必要な配慮がより明確になります。また、本人・職場・支援機関で共通の認識を持つことができます。
チャレンジドジャパンで一緒に就職活動の準備をしましょう!
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