部品製造工場の企業見学で見えてきたこと

こんにちは。静岡センターです。
当事業所では、利用者さんがご自身の興味や適性に合った仕事を見つけ、安心して働き続けるための支援の一環として、様々な企業様のご協力のもと、職場見学を実施しています。今回は、利用者さんと一緒に金属プレス部品製造会社を見学させていただきました。その時の様子や感想を、見学に参加されたIさんの声と共にご紹介します。
企業見学で感じた「ものづくり」の現場の今
今回見学させていただいたのは、自動車の装備部品や小型モーター部品、ガス供給器部品など、私たちの生活に欠かせない様々な金属プレス部品を製造されている会社です。金型の設計・開発から、自動化設備の開発まで一貫して手がけており、高い技術力で社会を支えています。
「金属加工」や「製造業」と聞くと、力仕事が多く、男性が中心となって活躍している職場というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。私たちも当初はそのような印象を抱いていましたが、実際の現場を拝見して、そのイメージは大きく変わりました。
未経験からでも安心!入社後の手厚いサポート体制
新しい職場に挑戦する際、多くの方が「未経験でも大丈夫だろうか」「自分に仕事が務まるだろうか」といった不安を感じるものです。今回見学した企業では、そうした不安を解消し、安心してキャリアをスタートできる手厚いサポート体制が整えられていました。
入社後は、まず経験豊富なベテランの先輩社員と一緒に作業を行うことから始まります。すぐ隣で丁寧に指導してもらえるため、分からないことがあってもその場で質問し、一つひとつ着実に業務を覚えることができます。さらに、特に印象的だったのが、入社後1年間の研修プログラムです。この期間中、2~3ヶ月ごとの周期で各部署を順番に回り、製造に関わる一通りの作業を実際に経験することができます。この「ジョブローテーション」制度を通じて、様々な業務に触れる中で、自身の得意なことや苦手なこと、やりがいを感じる作業などを客観的に見極めることができます。そして、その経験と自己理解をもとに、会社側と相談しながら最終的な配属先が決定されるとのことでした。自分に最適な仕事を見つけるための、非常に合理的で手厚い仕組みだと感じました。
働くイメージが湧く、丁寧な見学対応
今回の見学では、総務部長様や製造部長様が自ら時間を割いてくださり、工場の隅々まで案内しながら、一つひとつの工程について非常に分かりやすく説明してくださいました。その丁寧な説明のおかげで、業務の流れや製品が作られていく過程を深く理解することができました。
また、この企業では障がい者雇用にも積極的に取り組んでおり、すでにご活躍されている社員の方から直接お話を聞かせていただくという、大変貴重な機会も設けてくださいました。実際に働く方の生の声を聞くことで、仕事の具体的な内容はもちろん、職場の雰囲気や、必要な配慮についてなど、求人票だけでは分からないリアルな情報を得ることができ、利用者んにとっても働くイメージがぐっと具体的になったようでした。精密な部品を扱うことへの緊張感について質問した際も、機械化されている部分やサポート体制について説明があり、過度なプレッシャーを感じずに働ける環境であることが伝わってきました。
今回の見学は、利用者さんにとって自分の可能性を広げ、就職活動への意欲を高める素晴らしい機会となりました。私たちスタッフも、利用者さん一人ひとりが自分らしく輝ける職場を見つけられるよう、今後も全力で支援を続けてまいります。
企業見学を行った利用者さんの感想
企業見学を行ったIさん(30代・女性)より感想をいただきましたので、内容を紹介いたします。
今回対応下さった総務部長さん、製造部長さん、障がい者雇用の方、みなさん丁寧に細かい所まで説明して下さりとても勉強になりました。
ミクロン単位の部品を扱っていたり、個数も決まっているということで仕事上での緊張感がかなり大きいと思いましたが、生産現場だと機械に任せられること・緊張しすぎてミスを起こしてしまうということはないとのことでした。
男性が多いイメージでしたが、女性もたくさん活躍されていて驚きました。
どの部署が向いているのか2~3ヵ月ごとに各部署で働くことができるのはとても魅力的に感じました。
Iさん、ありがとうございました
チャレンジドジャパンでは利用者さんの就職活動の一環として、企業見学の機会を多く設けています。
事前に職場の環境や勤務体制を知ることで、就職へのイメージを付けていける大きなメリットとなっています。
お1人での就職活動が不安な方は、ぜひ一度問い合わせください。