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逆転の発想!面接官になってみた。ミニ面接会で面接官の視点を体験

Recently updated on 12月 12th, 2025 at 04:52 pm

就職活動の鍵!ミニ面接会で実践力と新たな視点を養う

日ごとに寒さが増し、冬の訪れを感じる季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。就職活動を進める上で、多くの方が大きな壁と感じるのが「面接」です。書類選考を通過し、いよいよ企業の方と直接対話する機会ですが、緊張してうまく話せなかったり、準備していたことを忘れてしまったりと、悩みを抱えている方も少なくないでしょう。当事業所では、そうした課題を克服し、自信を持って本番の面接に臨めるよう、様々なプログラムを提供しています。今回はその一環として先日実施した「ミニ面接会」の様子をご紹介します。

面接本番さながらの緊張感!ミニ面接会を実施しました

去る11月29日、事業所の訓練室にて「ミニ面接会」を開催いたしました。このプログラムは、実際の企業の面接を想定し、より実践的な練習を行うことを目的としています。本番の面接は、独特の緊張感があり、その雰囲気に慣れておくことは非常に重要です。頭では理解していても、いざ面接官を前にすると言葉に詰まってしまう、という経験は誰にでもあるものです。ミニ面接会では、入室から退室までの一連の流れを本番同様に行うことで、その緊張感に少しでも慣れ、落ち着いて自分を表現する練習を重ねます。事前に準備した自己PRや志望動機を、自分の言葉で相手に伝えるトレーニングは、就職活動における必須のスキルです。私たちは、利用者さん一人ひとりが、この重要なステップを乗り越えられるよう、こうした実践的な機会を設けてサポートしています。

面接官の視点を知ることで、見えてくるものがある

今回のミニ面接会の最大の特徴は、利用者さん同士で「面接官役」と「応募者役」に分かれて実施した点にあります。応募者役として面接の練習をすることはもちろんですが、面接官役を体験することにも、非常に大きな学びがあります。普段、私たちは「応募者」として、どうすれば自分を良く見せられるか、どうすれば採用担当者に良い印象を与えられるかという視点で物事を考えがちです。しかし、一度「面接官」の立場に立ってみると、全く新しい発見があります。例えば、面接官は応募者のどのような点に注目しているのでしょうか。ハキハキとした声や明るい表情といった第一印象、質問に対して的確に答えられているかという論理的思考力、そして何よりも「この会社で働きたい」という熱意が伝わってくるかなど、評価するポイントは多岐にわたります。面接官役を体験した利用者さんからは、「相手の目を見て話すことの重要性がよく分かった」「話が長すぎると、要点が伝わりにくいことに気づいた」といった声が聞かれました。また、他の応募者の受け答えを客観的に見ることで、「あの表現は分かりやすいな」「自分も次はああいう風に話してみよう」と、自分自身の面接対策に活かせるヒントをたくさん得ることができます。このように、役割を交代して取り組むことで、面接という場を多角的に捉え、より深いレベルで理解することができるのです。

練習の積み重ねが自信につながる

ミニ面接会終了後には、参加者全員でフィードバックの時間を設けました。面接官役を務めた方から応募者役の方へ、「声が聞き取りやすくて良かった」「もう少し具体的なエピソードを交えると、より魅力が伝わると思う」といった客観的な意見が伝えられます。自分では気づかなかった長所や課題を他者から指摘してもらうことは、自己分析を深める上で非常に貴重な機会です。参加された方からは、「本番前に練習ができて本当に良かった」「緊張したが、自分の課題が明確になったので、次に向けて対策が立てやすい」「面接官の気持ちが少し分かった気がする」といった前向きな感想が多く寄せられました。就職活動は孤独な戦いのように感じられることもありますが、決して一人ではありません。同じ目標を持つ仲間と励まし合い、互いにフィードバックし合うことで、一人で悩むよりもずっと早く、着実に成長することができます。今回のミニ面接会での経験と、そこから得た気づきや自信が、皆さんの今後の就職活動において大きな力となることを確信しています。当事業所では、これからも利用者さん一人ひとりの状況に合わせたきめ細やかなサポートを続けてまいります。就職に関するお悩みをお持ちの方、ぜひ一度ご相談ください。