製造現場での企業実習!

こんにちは。就労移行支援事業所チャレンジドジャパン北上センターのスタッフです。
当事業所では、利用者の皆様がご自身の適性や課題を知り、安心して就労に向けたステップを踏み出せるよう、実際の企業様での企業実習(職場体験)に力を入れております。
求人票や企業のホームページからだけでは見えづらい現場の雰囲気や具体的な業務プロセス、働くうえで求められるコミュニケーションなどを体験できる実習は、就職活動を進めるうえで非常に貴重な機会となります。
今回は、窯業・土石製品製造業、生コンクリート製造業の現場で実習に参加された方のリアルな声をお届けします。実習を通して得られた学びや工夫、今後の目標についてのインタビューをご紹介いたします。
企業実習インタビュー
■実習先の業種と業務内容を教えてください。
業種は窯業・土石製品製造業、生コンクリート製造業です。
業務内容は主に、製造、品質管理、運搬、出荷管理です。
■実習に行ってみた感想はどうでしたか?
今回の実習では、社員の方のご指導のもと、製造業務の一部を体験させていただきました。
初日は、製造プラントの操作や出荷前の品質試験の見学を行い、2日目には実際にプラントの操作を体験させていただきました。最終日にかけては、学んだ操作方法を手順書としてまとめ、社員の方にフィードバックをいただく貴重な機会も得られました。
プラント操作は、コンピューターにより制御されていますが、操作者には画面上の数値管理だけでなく、製品の状態確認や運搬担当者との正確なコミュニケーションなど、多角的な状況判断力が求められることを強く感じました。
また、品質試験においては、国内の統一ルールであるJIS規格を上回る厳しい社内基準を設けていると伺い、非常に驚きました。妥協のない姿勢を目の当たりにし、ものづくりに対する高いプロ意識を実感することができました。
■実習でうまくできたことはありますか?
製造プラントの操作手順書の作成において、未経験者である自分でも迷わず操作できるよう構成を工夫しました。
操作パネルと画面で確認すべき項目を整理したうえで、手順書を読み進める順序が「Z」になるよう配置することで、一連の動作を把握しやすくなるよう気を配りました。
結果、社員の方からも「分かりやすく作成されている」との評価をいただくことができました。
■実習で大変だったことはありますか?
実習中、特に苦労したのは、原材料の種類や専門用語の把握に加え、プラント内の映像から製品の状態を推察することでした。
特に生コンクリートの品質管理において、モニターに映るわずかな質感の変化から大まかな品質を読み取る高度な判断力が求められました。
当初は知識不足から映像を見ても違いが分かりませんでしたが、習得するまでには3年は必要だと説明を受け納得するとともに、画面に設定されている数値と実際の映像を照らし合わせながら観察を繰り返すことで、徐々に判断の基準を理解できるよう努めました。
■今後の就職活動への意気込みを教えてください?
今回の実習を通して、求人情報やホームページだけでは知ることのできない、現場での連携や品質に対する妥協のない姿勢を感じ取ることができました。
また、手順書作成において、他者へ分かりやすく伝えるにはどうすればよいかを考えた経験から、自分の工夫が会社に貢献できるものだという手ごたえを得ることができました。
今回の実習で学ぶことができた「相手の視線に立つこと」を強みとして活かし、今後の就職活動においても、自分がどのようにその企業の成長に貢献していけるかを考えながら努めていきます。
おわりに
インタビューをご覧いただきありがとうございました。
今回の実習では、プロ意識の高い現場での業務体験を通じて、自分の強みや工夫が現場でどのように役立つのかを実感することができた素晴らしい機会となりました。特に「相手の視線に立つこと」を意識した手順書の作成とその姿勢は、どのような職場へ進んでも大いに活かされる大切な強みです。
当事業所では、今後も利用者一人ひとりの強みを見出し、企業実習などの機会を通じて希望する就職や定着を全力でサポートしてまいります。
就労移行支援や企業実習、自分に合った働き方をお探しの方は、ぜひ一度ご相談・ご見学にお越しください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。