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良好な人間関係で仕事も楽々!自分と相手を理解しよう

仕事における対人行動の重要性

就職活動中の方、そして働き始めて間もない方にとって仕事内容の習得と同じくらい大切なのが「対人行動」です。円滑な人間関係は、仕事へのモチベーションを維持し、長く働き続けるための重要な要素となります。今回は、就労移行支援事業所における対人行動の考え方と、そのための取り組みについてご紹介します。

対人行動をスムーズに行うためには、大きく分けて二つの理解が必要です。それは「自己理解」と「相手への理解」です。自分自身について深く理解することで、自分の強みや弱み、そしてどのような場面でストレスを感じやすいかなどを把握できます。
同時に、相手への理解を深めることで、相手の個性や考え方、感じ方を尊重し、適切なコミュニケーションを取ることができるようになります。

自己理解を深める

自己理解とは、自分自身の性格・価値観・行動パターンなどを客観的に把握することです。自分の得意なことや苦手なことを理解していれば仕事を選ぶ際にも役立ちますし、職場でも自分の能力を最大限に発揮することができます。また、ストレスの原因を理解していれば適切な対処法を見つけることができ、メンタルヘルスを維持することにも繋がります。

相手への理解を深める

相手への理解とは、相手の立場や気持ちを想像し共感しようとする姿勢を持つことです。職場では様々な個性を持った人が働いています。年齢、性別、障害特性、経験などが異なる人々と協力して仕事を進めるためには、相手への理解が不可欠です。相手の気持ちを理解しようと努めることで、誤解や摩擦を減らし、良好な人間関係を築くことができます。

アサーティブなコミュニケーション

当事業所では、利用者の皆様がより良い対人関係を築けるよう、アサーティブなコミュニケーションを学ぶ講座を実施しています。アサーティブとは、一方的な自己主張や逆に我慢ばかりするのではなく、お互いを尊重し、適切な方法で自己表現することです。自分の意見や気持ちを明確に伝えつつ、相手の意見も尊重することで、より建設的なコミュニケーションが可能になります。

例えば職場で困ったことがあった時、アサーティブな人は、自分の気持ちを素直に伝え、相手にも解決策を共に考えてもらうよう働きかけます。一方、アサーティブでない人は、問題を一人で抱え込んでしまったり、逆に相手に強く当たってしまったりすることがあります。
アサーティブなコミュニケーションを身につけることで、職場での人間関係を円滑にし、より働きやすい環境を作ることができます。

就職・定着への鍵

自分自身をよく理解することは就職活動においても大きな力となります。面接の際に自分の強みや経験を効果的に伝えることができ、企業が求める人物像とマッチングしやすくなります。また就職後も、自分自身の特性を理解していれば、仕事への適応力が高まり職場に馴染みやすくなります。

そして、長く働き続けるためには、周りの人と良い関係を築くことが大切です。相手への理解を深めアサーティブなコミュニケーションを実践することで、良好な人間関係を築き職場でのストレスを軽減することができます。

自分を知ることが、就職しそして長く働き続けるための大きなコツの一つです。当事業所では、自己理解を深め、円滑な対人行動を身につけるための様々なプログラムを提供しています。ぜひ、お気軽にご相談ください。