自己表現のコツ『みかんていいな』

こんにちは！チャレンジドジャパン前橋センターです。
今回は、自分の考えや感情を伝える自己表現のコツ「みかんていいな」についてご紹介します。
よりよい人間関係を育むための1つのコミュニケーション技法になりますので、是非ご覧になってください。

みかんていいな とは？

・・・自分の考えや感情を相手に伝える際に、4つのステップに分けて伝える方法です。

み：見たことを伝える(客観的な事柄や状況、具体的な事実)　
→「～の状況で、」

かん：自分が感じたことや考えを伝える(相手の行動に対する自分の考えや気持ち)　
→「私は～と感じているので、」

てい：提案する(具体的な提案や相手へ望むこと)
→「～して欲しいです」

いな：提案の可否をたずね、「否」の場合は代案を伝える(提案が却下された場合に選択肢や代替案を提示)
→「もしくは～はどうですか？」

○具体的なシチュエーションで考えてみましょう！

【シチュエーション】
あなたは友人に1週間という約束で本を貸しましたが、１ヶ月経っても返ってきません。
あなたは職場の同僚に本を貸す約束もしているので、そろそろ返してほしいと考えています。

上記のような状況の時、友人に対して自分の思いをどのように伝えたら良いでしょうか？

みかんていいなに当てはめると以下のようになります！
み：「貸している本の件だけど、実は会社の人にもあの本を貸す約束をしているの。」
かん：「だから、早めに返してもらえるとありがたいな。」
てい：「差し支えなければ、あとどのくらい時間がかかりそうか教えてもらえるかな？」
いな：「もしくは、まだ読む予定がないようなら、先に会社の人に貸してもいいかな？」

日頃から「みかんていいな」を意識した会話をすると、上手く自己表現ができ、自分の気持ちも楽になります。
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