自分の気持ちを表現するために必要なこと
立春も過ぎ、春に向かう季節となりました。季節の変わり目でもありますので、皆様どうぞご自愛ください。
さて、早速ですが、皆さんは相手に自分の気持ちを伝えることは得意でしょうか?相手からの反応や周りからの視線が気になって、自分の気持ちをうまく伝えられない方も少なからずいらっしゃるのではないかと思います。自分の気持ちを伝えるにあたって必要なことはなんでしょうか。
今回は、プログラム より良い人間関係をはぐくむコミュニケーションセミナーで先日行った、「20の私」についてお話したいと思います。
自己表現するために必要なこと
自分の気持ちを相手に伝えられるようになるためには、まず、自己を理解する必要があります。自己を理解するということは、自分自身がどのように考え、何を思っているのかをはっきりさせることです。それができると伝えたい内容をまとめることができます。
先日行った、プログラム より良い人間関係をはぐくむコミュニケーションセミナーでは、「20の私」を作成していただきました。まず、内面や外面、長所や短所、理想と現実などの項目ごとに20通りの自分を書き出します。例えば、長所「人の良いところを見つけられる」等というように自分を表す内容を書き出します。そして、その中からさらに5個に絞り、お互いに発表し合いました。その5個というのは、自分自身を表現するための大切な要素となります。そのため、その5つは自分を表す大事なものとしてしっかりと覚えておいていただきたいです。
「20の私」に記入することで、自分という存在や価値観、自分の理想や可能性に気づくことができます。また、自分のことを否定的に見ている人の場合、実際よりも遠慮がちに自分のことを控えめに表現する方もいらっしゃるかと思います。しかし、「20の私」を記入するにあたっては、自分に対する否定的な答えにも、前向きな答えにもあまりとらわれ過ぎないようにすることが大切です。
これらを通し、まず、自分のことを理解することで得意なことは自信をもって引き受けることができ、逆に自信の無いものは断ることができるようになります。そういったことで対人関係が良くなることはもちろん、自分自身を守ることができるといった効果が望めます。

チャレンジドジャパンでは、相手の考えも尊重した自己表現方法を訓練の中で学ぶことができます。その他にも就職に向けたビジネスマナーや履歴書の書き方など様々なことを学ぶことができるため、就職に向けて動き出したいけれども一人で活動することに不安を感じている方はお気軽にお問い合わせください。見学・体験も随時受け付けております。お問合わせをお待ちしております。