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自分のトリセツで不調の波を乗りこなそう!~自己理解で心と体の不調に備える~

なんだか不調?そのサイン、見逃さないためにできること

季節の変わり目は、なんだか心や体の調子が優れないと感じることが多くなりませんか。朝起きるのが辛かったり、普段なら気にならないことでイライラしてしまったり。原因がはっきりと分からない不調は、不安な気持ちを大きくさせてしまうものです。特に、お仕事を始めよう、続けようと考えている方にとって、体調の波は大きな悩みの種になるかもしれません。

もし、その不調がいつ頃やってくるのか、天気予報のように予測することができたら、少しは心に余裕が生まれるのではないでしょうか。実は、自分自身のことを深く知る「自己理解」を進めることで、そうした不調の波をある程度予測し、備えることが可能になるのです。

自己理解がもたらす「不調への備え」という効果

自分の心と体の状態を客観的に観察し、記録していくと、「こういう状況のとき、自分は調子を崩しやすい」というパターンが見えてきます。例えば、「雨が降る前日は頭痛がしやすい」「忙しい日が続いた後の休日は、どっと疲れが出て動けなくなる」「特定の作業をすると、集中力が切れてミスが増える」といった、自分だけの傾向です。

このような自分のパターンを把握できると、たくさんの良い効果が生まれます。

まず、不調の波が来る前に身構えることができるため、事前に対処がしやすくなります。そろそろ調子が悪くなりそうだと感じたら、意識的に休息の時間を増やしたり、負担の大きい予定を調整したりすることができます。大きな不調に陥る前にブレーキをかけることで、回復も早くなり、結果的に安定した毎日を送りやすくなります。これは、お仕事を続けていく上で非常に大切なスキルです。

次に、自分の状態や必要な配慮を、相手に具体的に伝えやすくなるという利点があります。漠然と「調子が悪いです」と伝えるだけでは、周りの人もどう対応してよいか分からず、お互いに困ってしまうことがあります。しかし、「気圧の変化でめまいがすることがあるので、少し休憩させてください」や「複数のことを同時に頼まれると混乱しやすいので、一つずつ指示をいただけると助かります」というように具体的に伝えることができれば、職場の上司や同僚も理解し、必要なサポートをしやすくなります。自分の言葉で説明できることは、スムーズな人間関係を築き、働きやすい環境を自ら作っていく力になります。

そして何より、自分自身が辛い思いをすることが少なくなります。突然やってくる不調に振り回されるのではなく、「これはいつものパターンだから、こう対処しよう」と自分で自分の手綱を握れるようになると、心は驚くほど軽くなります。原因不明の不調に対する不安が減り、自分をコントロールできているという感覚は、自信にも繋がります。心身の負担が軽くなることで、仕事や日々の生活を前向きに楽しむ余裕も生まれてくるでしょう。

「自分の取扱説明書」を作ってみませんか

チャレンジドジャパン郡山センターでは、自己理解を深めるためのプログラムとして「自分の取扱説明書」を作成する講座をご用意しています。

これは、ご自身の得意なことや苦手なこと、ストレスを感じる場面、逆にリラックスできること、そして不調のサインやその対処法、周りの人にお願いしたい配慮などを、スタッフと一緒に整理しながら書き出していくプログラムです。一人で考え込むと難しく感じることでも、スタッフが客観的な視点で質問を投げかけ、一緒に言葉にしていくことで、これまで気づかなかった自分の一面に光を当てることができます。

季節の変わり目だけでなく、日々の生活の中にある様々なストレス要因から自分を守り、お仕事も生活もしやすくするために、まずは自分自身を知ることから始めてみませんか。見学や体験利用の際に、この「自分の取扱説明書」作りに少しだけ触れてみることも可能です。ご自身の未来のために、きっと大きな一歩となるはずです。ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。