職業スキル~ピッキング~
今日は、職業スキル「ピッキング」をご紹介します。
ピッキング訓練とは、実際の求人でもよく見かける倉庫内作業のひとつで、必要な商品をピックアップする(集める)作業です。
ピッキング訓練の目的とは?
この訓練の目的は大きく分けて2つあります。
①集中力を高め、ミスなく正確な作業ができるようになること。
②繰り返し行うことによって、安定性と作業耐性を高めること。
訓練の流れ
①発注書を確認し棚から商品を取り出す。
発注書に記載のある商品を探し出します。サイズの違いや色の違いなどに気を付けながら商品をピッキングし、かごに入れていきます。一回の作業で60~70点近くの商品を集めることもあります。
②ピッキングした商品が(サイズや色など)間違っていないかを作業机でチェック。
作業机で発注書にチェックマークを付けながら商品を一点一点確認します。余分だったり、足りなかったりしたものがあればこのタイミングで修正します。
③検品に回す。
チェックが終わったら検品に出します。ミスがあった場合はすぐに修正対応をします。
よりリアルな課題に取り組める!
ピッキング訓練ではこのような流れの中で、一定時間内に決められた量をこなすスピードや、品目や数量を間違えずに作業する正確性が求められます。
この訓練ではスピードや正確性だけではなく「何がどこにあるか」「商品のカウントの仕方」といった、実際の職場でも起こりうる課題を再現し、皆さんに取り組んでいただきます。
勿論最初からうまくいかなくても大丈夫。何度も繰り返し行うことで、なにが得意か?苦手か?など、ご自身の適性に気付く機会として取り組んでもらえたらと思っています。
最初は戸惑われていた方も、何度も行ったり、経験者の方のやり方を見て学ぶことで、スムーズに作業できるようになっていかれています。
慣れてきたら検品にチャレンジ
ピッキングに慣れてきたら、適性を見て検品を担当していただくことも。
検品担当者はピッキング担当者から検品が依頼された際、最終チェックの作業をします。実際の職場であれば出荷前の最終確認の大事な役割になります。ピッキングにミスがあった場合は、ピッキング担当者に修正を依頼します。
検品が完了したら商品を棚に戻します。その際、次に使う方が見やすいように綺麗に商品を並べる丁寧さも求められます。
ピッキング訓練は作業の正確性や安定性、作業耐性を高め、商品を丁寧に扱うこと、チームとして協力し合うこと、他者と働く上でどのように動くと良いのかなど、たくさんのことが身につく人気の訓練となっています。
実際の作業スペース
チャレンジドジャパン千葉センターでは、ピッキング用の備品棚を使って、リアルな作業を経験していただけるようになっています。
見学・体験 随時行っております!
「ピッキング訓練」に興味を持った方、是非参加してみませんか?千葉センターでは見学・体験を随時受け付けております。電話やインターネットからのお問い合わせも可能となっております。是非一度お越しください。スタッフ一同お待ちしております!