職場会話のコツ学ぶ!活気あふれる出張講座

若宮病院精神科デイケアかけはし様に出張講座(3回目)を実施しました!
先日、若宮病院精神科デイケアかけはし様にて、3回目の出張講座を実施させていただきました。今回は「職場で雑談・質問をする」というテーマで、参加者の皆様に実践的なコミュニケーションスキルを学んでいただきました。
相手の話を「聴く」ことの重要性
講座の前半では、「相手の話を聴く」ことに焦点を当てたプログラムを行いました。職場での円滑なコミュニケーションは、単に情報を伝えるだけでなく、相手の気持ちや考えを理解することから始まります。真に「聴く」姿勢を持つことは、良好な人間関係を築き、信頼関係を深める上で非常に重要です。
相手のことをより深く知るためには、質問の仕方も工夫が必要です。「開かれた質問」と「閉じた質問」をバランスよく用いることで、相手からより多くの情報を得ることができ、相互理解を促進することができます。例えば、「休日はどのように過ごされましたか?」といった開かれた質問は、相手に自由に話してもらうきっかけとなり、「昨日はお休みでしたか?」のような閉じた質問は、具体的な情報を確認する際に役立ちます。
職場を想定したロールプレイで実践練習
講座の後半では、より実践的なスキル習得を目指し、職場での場面を想定したロールプレイを行いました。ロールプレイを通して、参加者の皆様には、雑談のメリット・デメリットを改めて整理していただきました。また、スタッフによる意図的に設定された「悪い例」のロールプレイを元に、相手の気持ちを想像し、より良いコミュニケーションのためのステップアップポイントを検討していただきました。
その後、参加者同士でロールプレイを行い、実際に職場で雑談や質問をする場面を体験していただきました。最初は緊張されている様子の方もいらっしゃいましたが、実践を通して徐々にリラックスし、積極的にコミュニケーションをとる姿が見られました。
活気あふれる講座となりました
今回の出張講座は、参加者の皆様の積極的な姿勢と熱意のおかげで、非常に活気あふれるものとなりました。前半のプログラムでは真剣に耳を傾け、後半のロールプレイにも全員が積極的に参加してくださいました。多くの質問や発言があり、参加者の皆様の学びへの意欲がひしひしと伝わってきました。
若宮病院精神科デイケアかけはしのメンバーの皆様、そして開催に向けてご尽力いただいたスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。
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