fbpx

チャレンジドジャパン・ニュース

News

コーポレート

聴く技術で良好な人間関係築こう!相手を理解する第一歩

より良い人間関係の第一歩は「相手を知る」こと

良好な人間関係は、人生の質を大きく左右する重要な要素です。職場でもプライベートでも、周りの人たちと円滑なコミュニケーションが取れることは、ストレスを軽減し、より豊かな毎日を送るために欠かせません。では、どうすればより良い人間関係を築くことができるのでしょうか?その第一歩は「相手を知る」こと、つまり相手への理解を深めることから始まります。

先日開催された「よりよい人間関係をはぐくむコミュニケーション・セミナー」でも、この「相手について理解を深める」ことがテーマとして取り上げられました。セミナーでは、良好な人間関係を築くための重要なスキルとして「聴く姿勢」を学ぶことに焦点が当てられました。

相手の話を「聴いている」サインを意識的に送ろう

ただ黙って話を聞いているだけでは、相手には本当に聞いているのか、理解しているのかが伝わりません。そこで重要になるのが、相手に「聴いていること」を伝えるサインです。

効果的なサインとしては、タイミングよくうなずく、相槌を打つ、表情や姿勢で共感を示す、言葉で共感を示す、などが挙げられます。例えば、相手が話している途中に「なるほど」「そうなんですね」といった相槌を打つことで、相手は話を聞いてもらえていると感じ、安心して話し続けることができます。また、相手の表情に合わせて自分の表情を変える、身を乗り出して話を聞くといった姿勢も、相手に共感していることを伝える効果的な方法です。さらに、時折「○○ということですね」と相手の言葉を繰り返すことで、しっかりと理解しようとしている姿勢を示すことができます。これらのサインを意識的に送ることで、相手との信頼関係を築きやすくなります。

セミナーでは、Kさんが実際にロールプレイングを行い、これらのサインを効果的に使う練習を行いました。最初はぎこちなかったKさんも、練習を重ねるうちに自然な相槌や表情で相手に共感を示せるようになり、コミュニケーションが円滑になることを実感していました。

「聴く」技術を高める「閉じた質問」と「開かれた質問」

さらに、相手の話をより深く「聴く」ためには、「閉じた質問」と「開かれた質問」を効果的に使い分けることが重要です。「閉じた質問」とは、「はい」か「いいえ」で答えられる質問のことです。例えば、「今日は暑いですね」といった質問です。一方、「開かれた質問」とは、自由に回答できる質問のことです。例えば、「今日のセミナーはどうでしたか?」といった質問です。

「閉じた質問」は、特定の情報を確認したい場合に有効です。一方、「開かれた質問」は、相手の考えや気持ちを深く理解したい場合に有効です。これらの質問を状況に応じて使い分けることで、相手から多くの情報を引き出し、より深い理解へと繋げることができます。セミナーでは、Tさんが実際に様々な質問を投げかける練習を行い、相手との会話が深まることを実感していました。

「聴く」ことで生まれる共感と信頼関係

「聴く」ということは、ただ相手の言葉を耳に入れることではありません。相手の気持ちや意見に心を傾け、共感しようとする姿勢が大切です。真剣に「聴く」ことで、相手との間に信頼関係が生まれ、より良い人間関係を築くことができるのです。

コミュニケーション能力の向上は、一朝一夕でできるものではありません。しかし、今回ご紹介した「聴く姿勢」や「質問の工夫」を意識的に実践することで、着実にコミュニケーション能力を高めることができます。

より良い人間関係を築きたい、コミュニケーション能力を向上させたいと考えている方は、ぜひ当事業所の体験・見学にお越しください。お待ちしております。