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紙のタワーで、仕事のチーム力をUP!ペーパータワーでチームワークを学ぶ

コミュニケーションを育むグループワーク「ペーパータワー」

就労移行支援事業所チャレンジドジャパンでは、利用者さんの就職と、就職後の職場定着を目指して、日々さまざまな訓練プログラムを提供しています。ビジネスマナーやPCスキルといった専門的な訓練はもちろんのこと、円滑な人間関係を築く上で欠かせないコミュニケーション能力の向上にも力を入れています。その一環として、事業所内では定期的にグループワークを実施しています。今回は、先日行ったグループワーク「ペーパータワー」の様子と、そこから得られる学びについてご紹介します。

ペーパータワーでチームビルディングに挑戦

皆さんは「ペーパータワー」というワークをご存知でしょうか。これは、数名のチームに分かれ、限られた枚数の紙だけを使って、制限時間内にどれだけ高いタワーを建てられるかを競う、シンプルなゲームです。多くの企業で新人研修などにも取り入れられており、チームビルディングやコミュニケーション能力を養うのに非常に効果的とされています。ルールは簡単ですが、ただやみくもに紙を積み上げるだけでは、すぐに崩れてしまいます。どうすれば安定した高いタワーを作れるのか、チーム内で知恵を出し合うことが成功の鍵となります。

活発な意見交換が生まれました

今回のグループワークでも、利用者さんたちはいくつかのチームに分かれてペーパータワーに挑戦しました。ワークが始まると、各チームからはすぐに活発な声が聞こえ始めました。「まずは土台をしっかり作らないと」「紙を三角に折ると強度が増すらしい」「時間配分を考えよう」など、それぞれが自分の考えやアイデアを積極的に発信します。もちろん、意見がぶつかることもあります。しかし、ここからが重要なプロセスです。なぜその方法が良いと考えるのか、根拠を説明したり、相手の意見の意図を汲み取ったりしながら、チームとしての最適解を模索していきます。作業中も、「そっちを押さえてて」「次はこうしよう」といった声が飛び交い、自然と役割分担が生まれていました。試行錯誤の末にタワーが完成した時の達成感、もし途中で崩れてしまっても「次はこう改善しよう」と前向きに話し合う姿は、まさに職場でのチームワークそのものです。

仕事に活きるコミュニケーション能力を養う

ペーパータワーのようなグループワークは、単なるゲームやレクリエーションではありません。この一連の活動の中には、仕事をする上で必要不可欠な要素が凝縮されています。まず、相手の話を注意深く聞く「傾聴力」。そして、自分の考えを分かりやすく伝える「発信力」。異なる意見を調整し、一つの目標に向かって協力する「協調性」。予期せぬトラブルに対応する「問題解決能力」。これらはすべて、職場での「報告・連絡・相談(報連相)」や、同僚との円滑な共同作業に直結する重要なスキルです。頭で理解するだけでなく、実際に体験を通して学ぶことで、これらのスキルはより実践的な力として身についていきます。

見学・体験でグループワークに参加してみませんか

チャレンジドジャパンでは、今回ご紹介したペーパータワー以外にも、さまざまなグループワークを定期的に開催しています。一人で黙々と作業するだけでなく、仲間と協力しながら課題に取り組む経験は、就職への自信につながるだけでなく、コミュニケーションに対する苦手意識を克服するきっかけにもなります。就職を目指したいけれどコミュニケーションに不安がある方、自分にどんな仕事が向いているか探している方、まずは事業所の雰囲気を見てみたいという方も大歓迎です。チャレンジドジャパンでは、随時見学・体験を受け付けております。ぜひ一度、私たちのプログラムを体験しに来てみませんか。スタッフ一同、心よりお待ちしております。