知っておくとよい、2つの就労の違いについて
今年の2月は寒暖差があり大変ですね。気温の変化は体調崩しやすいので皆さまご自愛ください。
オープン就労とクローズ就労の違い
就職活動するにあたって、求人票を見る時に「オープン就労」「クローズ就労」という言葉を聞いたことは御座いますでしょうか?障がいをお持ちで、就職や転職で求人を探すとき、自分に合った条件や環境で働くためにこの違いを理解しておくことが大切です。今回はこの2つの違いについてお伝えいたします。
~オープン就労~
ご自身の障がいや病気を就職先に開示したうえで就労することです。障がい者に限定して行う求人「障がい枠」での就職活動や就労になります。障がい枠での就労を希望する場合には、障がい者手帳の取得が必須となる点には注意が必要です。障がいについて、全てを話す必要はありません。
メリット … 障がいに対する合理的配慮が受けられ働きやすい環境で仕事をすることが出来ます。また、就労移行支援事業所等に通われている方は、本人と企業との間で双方が働きやすくなるよう、長く勤められるようにサポートを受けることが出来ます。
デメリット… 求人数が少なく、賃金が安い傾向にあります。また、業種も限られるものが多いです。
~クローズ就労~
クローズ就労とは、障がいや病気を就職先に開示せずに働くことを言います。特に障がい者向けではない求人「一般枠」での就労になります。
メリット … 求人数が多く様々な業種があります。賃金も高い傾向です。
デメリット… 障がいを非開示にしているため、勤務形態、業務内容などにおいて配慮を得ることが難しく、定期的な通院の日程も決めづらくなります。
チャレンジドジャパンでは利用者さんの選択を大切にし、各々にあった就労のサポートや提案を行っております。その選択が出来るようにたくさんの支援プログラムも用意しておりますので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。