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相手を尊重した「私の要望」の伝え方

Recently updated on 3月 18th, 2024 at 09:47 am

こんにちは!チャレンジドジャパン前橋センターです。

皆様は自分が思っていた通りにならないとき、相手に対して「どうしてできないの?」「なんで〇〇してくれないの!?」などと不満を訴えることはありませんか?このような伝え方をすると相手はほぼ100%不快になり、イライラしたり落ち込んだりするでしょう。
同じことを「私」を主語にして伝えると、「私はあなたが〇〇してくれると助かる」になり、より相手の心に響くようになります。今回はこういったコミュニケーションの方法を一つ学んでいきましょう。

I(アイ)メッセージとYOUメッセージ

[I(アイ)メッセージ]
自分の気持ちを相手に伝えるときに「私は…」を主語にしたメッセージを使っていく方法です。
・(私は)連絡がなくてさみしい
・(私は)そう言われると悲しい など
「私」主語で伝えることでやわらかい表現となりますし、「~してほしい!」という言い方と違って、相手の行動まで制限しません。自分の感情を相手に伝えるだけであくまで判断は相手にまかせているので、相手を尊重したコミュニケーションがとりやすくなります。

[YOUメッセージ]
I(アイ)メッセージとは対照的に「あなたは…」を主語にする言い方を、YOUメッセージと言います。
・(あなたは)遅刻しないで!
・(あなたは)もっとできるでしょ! など
「あなたは…」を主語にすると、相手の領域に踏み込んで相手を支配したような表現になり、言い方が強くなります。

「私」主語で伝える I(アイ)メッセージ。これを心がけるだけで日々のコミュニケーションが変わります!

先日の対人行動セミナーでは利用者さんに「自分の気持ちを相手に伝えたい時のシチュエーション」を想定し、ロールプレイを行っていただきました。[YOUメッセージ]の場合は険悪なムードに、[I(アイ)メッセージ]の場合は平和に話がまとまりました。迫真の演技力で、見ている皆さんも大変盛り上がっていました。

I(アイ)メッセージで円滑なコミュニケーションを!

今回の対人行動セミナーなど、少しでも前橋センターに興味を持ってくださった方は、ぜひ見学・体験にいらしてみてください。スタッフ一同、心よりご連絡お待ちしております!