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準備は万端!いざ合同面接会へ準備を重ね、合同面接会に挑戦!

Recently updated on 9月 19th, 2025 at 11:15 am

恒例の「ふれあい合同面接会」に参加します!

今年も就職活動が本格化する季節がやってまいりました。先日、厚生労働省主催の恒例イベントである「ふれあい合同面接会」が開催され、私たちチャレンジドジャパン山形センターからも、就職を目指す数名のご利用者が参加されました。このイベントは、障害のある方の就職を支援するために多くの企業が一堂に会する、非常に貴重な機会です。

山形県での会場は、山形市の「ビッグウィング」でした。当日は、会場内に数多くの企業ブースが立ち並び、それぞれの企業が自社の魅力や仕事内容について熱心に説明していました。参加された求職者の方々も、真剣な表情で各ブースを回り、人事担当者の話に耳を傾けており、会場全体が熱気に包まれていました。このような活気のある雰囲気は、就職活動への意欲を一層高めてくれるものです。

面接会に向けた万全の準備

チャレンジドジャパン山形センターでは、この合同面接会を単なるイベント参加で終わらせるのではなく、就職に繋がる具体的な一歩とするために、ご利用者一人ひとりと共に念入りな準備を進めてきました。

まずは、自己分析から始まります。これまでの経験や訓練で培ったスキル、自分の得意なことや強みは何かを改めて見つめ直し、それを相手に伝わる言葉で表現する練習を重ねました。また、障害特性や必要な配慮事項についても、どのように伝えれば企業側に理解してもらいやすいか、スタッフと何度も話し合いながら整理していきました。

次に応募書類の準備です。履歴書や職務経歴書は、自分をアピールするための大切なツールです。これまでの訓練で作成してきた書類を、今回の面接会で訪問を希望する企業に合わせてブラッシュアップしました。スタッフが採用担当者の視点からアドバイスを行い、より魅力的に伝わる書類作りをサポートします。

そして、最も力を入れたのが面接練習です。本番さながらの模擬面接を繰り返し行い、入退室のマナーから、よくある質問への回答、逆質問の準備まで、細部にわたって確認しました。最初は緊張で声が小さくなってしまったり、うまく言葉が出てこなかったりした方も、練習を重ねるうちに自信を持ってハキハキと話せるようになっていきました。このような地道な準備が、当日の自信と落ち着きに繋がります。

当日の様子と面接会参加の意義

面接会当日、参加されたご利用者の皆さんは、緊張した面持ちの中にも、これまでの準備で培った自信を胸に、堂々と企業ブースへ向かわれます。練習の成果を発揮し、自分の言葉でこれまでの経験や仕事への熱意を伝える姿は、私たちスタッフにとっても大変頼もしく、嬉しい光景です。面談を終えてブースから出てきた際の、安堵と達成感に満ちた表情がとても印象的です。

一つの面談が終わるごとに、スタッフと一緒に内容を振り返り、「次はこう話してみよう」「あの企業のブースにも行ってみよう」と作戦を練り直しながら、限られた時間の中で最大限の成果が出せるように動きました。

合同面接会に参加する意義は、ただ面接を受けることだけではありません。多くの企業と直接出会うことで、これまで知らなかった業界や職種に興味を持つきっかけになったり、求人票だけでは分からない企業の雰囲気や社風を肌で感じたりすることができます。また、たくさんの求職者がいる中で面接を経験することは、就職活動における自分の現在地を知り、モチベーションを高める絶好の機会にもなります。たとえ今回すぐに結果に繋がらなかったとしても、ここで得た経験は間違いなく次への大きな糧となるはずです。

チャレンジドジャパン山形センターでは、今回の合同面接会での経験を活かし、二次選考に進む方へのサポートはもちろん、今回見つかった課題の克服に向けた訓練など、引き続き一人ひとりの状況に合わせた支援を行ってまいります。就職活動に不安を抱えている方、何から始めたら良いか分からないという方も、ぜひ一度、私たちにご相談ください。一緒に就職という目標に向かって、一歩ずつ進んでいきましょう。