海老名センター初!就職者インタビュー(後半)
クローズで転職!短期就職コース利用者のAさん
チャレンジドジャパン海老名センターが4月に開所して3か月。このたび、海老名センターから初めての就職者が決まりました!今回は、Aさんにインタビューした内容の後半をお届けします。前半のインタビューはこちら
Aさん(自閉症スペクトラム・30代)は体調が安定しており、週5日通所できるため、5月半ばから「短期就職コース」で早期就職を目指しました。通所開始直後から応募書類の作成、面接練習を経て、7月下旬にクローズでの内定を勝ち取りました。就職先は、前職のお仕事経験を活かせる同業種の仕事ですが、前職より賞与や勤務時間などが好条件で、まさにステップアップの転職となりました。
■初転職、数年ぶりの就職活動はいかがでしたか?
面接をしたのは6年前の就職活動が最後だったため、無事に乗り越えられるか不安でした。
チャレンジドジャパンでは面接練習の機会をいただけたので、様々な質問に答える訓練をすることができ、初めての転職でも自分に自信がもてました!どう伝えればいいのか難しかった退職理由について、職員の方と内容を整理して練習できたので、本番の面接でもきちんと答えられたと思います。
あらかじめ、「質問応答集」で話す内容の準備ができたので、多少緊張してしまう部分はありましたが戸惑わなかったです。
■就活で苦労したことは?どのように乗り越えましたか?
応募書類の作成が大変でした。職務経歴書は初めて作成したので書き方に悩んでしまうことが多かったのですが、就職準備セミナーで今まで仕事でやってきたことを整理したり、幼少期から自身が経験してきた様々な出来事から自分の特徴や強みを発見したりすることで、経験した職務内容や自己PRについて具体的にまとめることができました。
書き方については職員の方から客観的なアドバイスをいただき、一人で考えるだけでは出てこない言葉を提案してもらいながら、無事に書類を完成させることができました。チャレンジドジャパンで応募書類の準備を入念に行うことができたため、書類選考では無事に通過することが多かったです!
■就職の内定を得られた決め手は何だったと思いますか?
週5回の通所を続けて、面接の練習と書類関係の準備ができたことだと思います。 求人に応募してからは、面接練習を事前に進めて準備してきたので、スムーズに就職活動ができたと思います。また、応募する業界が決まっていたので面接傾向を早めにつかむことができました。短期就職コースだからこそ、職員の方と相談しながら必要な講座を選び、その他の時間を就活にあてて効率的に進めることができ、3か月での内定につながったと思います。
■お仕事や生活での今後の目標を教えてください!
チャレンジドジャパンの訓練や講座で学んできたことを活かしながら、仕事や日常での生活を送れるようになりたいです。 困ったことがあったら相談する癖を以前よりも付けられるようになって、解決が早くなったと思うので、今後の生活の中でも活かしていきたいです。
■就労移行支援を利用する方にメッセージをお願いします。
海老名センターは新しくできたばかりの施設なのもあり、面接練習の日程などを職員の方が柔軟に対応してくださったので、短期で就職することが出来たと思います。サポートを行っていただいた職員の方には感謝しております。
私は前職と同じ職種へ短期就職を目指して通所しましたが、就職までの準備に必要な期間などは人それぞれだと思います。海老名センターでは就職までの予定調整など状況に合わせて職員の方が柔軟に対応していただけるので、自分に合ったプランで就職を目指せると思います。
就労移行支援で就職に向けての準備を行い、就職を目指して頑張ってください!
Aさん、インタビューのご協力ありがとうございました。
当初の計画通り3か月という短期間で目標達成することができたのは、日頃からAさんは真摯に自分と向き合ってきた結果だと思います。クローズ就職ということで、就職後はAさんご本人と職場での状況を確認しながら、フォローアップしていきます。
チャレンジドジャパンでは様々なご状況を抱える皆さんの就職活動を支援しています。
短期就職コースをはじめ、ご相談やご見学はいつでも受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。