毎日の食事で健康管理!

食事は毎日の活動の源!就労に向けて健康管理を始めよう
仕事をする上で、集中力や体力は欠かせません。毎日元気に働くためには、規則正しい生活習慣、特に毎日の食事が重要です。就労移行支援事業所では、利用者の皆さんが就職後も安定して働き続けられるよう、生活面のサポートも行っています。今回は、健康管理の基本となる食事についてお伝えします。
バランスの良い食事で心と体を整えよう
皆さんは「まごはやさしい」という言葉を知っていますか?これは健康的な食生活を送るための合言葉です。
「ま」は豆類(大豆、豆腐、納豆など)、「ご」はごま(白ごま、黒ごまなど)、「わ」はわかめ(昆布、ひじきなどの海藻類)、「や」は野菜(緑黄色野菜、淡色野菜など)、「さ」は魚(鮭、鯖、いわしなど)、「し」はきのこ(しいたけ、しめじ、まいたけなど)、「い」はいも類(じゃがいも、さつまいも、里芋など)を指します。
これらの食材には、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、体の機能を維持するために必要な栄養素が豊富に含まれています。毎日の食事にこれらの食材を積極的に取り入れることで、バランスの良い食事を摂ることができます。
例えば、朝食に納豆や豆腐、昼食にサラダ、夕食に焼き魚やきのこの味噌汁などを加えるなど、ちょっとした工夫で「まごはやさしい」を実践できます。
適正体重・適正カロリーを知って、自分に合った食事を
バランスの良い食事を摂る上で、自分の適正体重と適正カロリーを知っておくことも大切です。適正体重とは、健康を維持するために最も望ましいとされる体重のことです。適正カロリーとは、1日に必要なエネルギー量のことです。
適正体重や適正カロリーは、年齢、性別、身長、活動量などによって異なります。インターネット上の計算ツールや専門書などを活用して、ご自身の適正体重と適正カロリーを調べてみましょう。
適正体重や適正カロリーを把握することで、食べ過ぎや不足を防ぎ、健康的な食生活を送ることができます。例えば、Tさんは、自分の適正カロリーを計算してみた結果、1日に必要なカロリーよりも多くのカロリーを摂取していることに気づきました。そこで、間食を減らしたり、揚げ物を控えるなど、食事内容を工夫することで、適正カロリーを維持できるようになりました。
就労移行支援事業所で自立に向けた生活習慣を身につけよう
就労移行支援事業所では、利用者の皆さんが就職活動に必要なスキルを身につけるだけでなく、自立した生活を送るためのサポートも行っています。その一つとして、食事や生活習慣に関する講座を開催しています。
例えば、当事業所の自立機能講座では、「まごはやさしい」をはじめとしたバランスの良い食事の摂り方や、適正体重・適正カロリーの計算方法、食材の選び方、調理方法などを学ぶことができます。また、栄養士による個別相談も実施しており、食生活に関する悩みや疑問を相談することもできます。
Kさんは、以前はインスタント食品中心の食生活を送っていましたが、自立機能講座に参加してからは、自炊をするようになり、健康的な食生活を送れるようになりました。
金沢文庫センターで新しい一歩を踏み出してみませんか?
金沢文庫センターでは、見学や相談を随時受け付けています。食事や生活習慣に関するお悩みを抱えている方、就労に向けて生活面を整えたい方は、お気軽にお問い合わせください。経験豊富なスタッフが、あなたの状況に合わせて丁寧にサポートいたします。