横浜市金沢区の就労支援 伝え下手卒業!合言葉は「みかんていいな」「みかんていいな」で伝え方上手になる

こんにちは。チャレンジドジャパン金沢文庫センターです。
日々の生活や職場において、人とのコミュニケーションは欠かせないものですが、「自分の考えがうまく伝わらない」「良かれと思って言ったのに、相手を不快にさせてしまったかもしれない」といった悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか。自分の気持ちや意見を相手に伝えたいけれど、どう言えばいいか分からず、結局何も言えずに終わってしまうという経験は、誰にでもあるかもしれません。
今回は、そんなコミュニケーションの悩みを解決するヒントとして、自分の考えや感情を整理し、相手に効果的に伝えるためのステップ「みかんていいな」をご紹介します。この考え方を身につけることで、よりスムーズで建設的な対話ができるようになるはずです。
「みかんていいな」とは?
「みかんていいな」とは、自分の考えを伝える際のステップの頭文字をとった言葉です。具体的には、「み:見たこと」「かん:感じたこと」「てい:提案」「いな:提案の可否を尋ねる・代案を伝える」という四つの段階に分かれています。この順番で話を組み立てることで、感情的になるのを防ぎ、冷静に自分の意見を伝えられるようになります。また、相手にとっても話の内容が理解しやすくなり、前向きな話し合いにつながりやすくなります。それでは、各ステップを詳しく見ていきましょう。
ステップ①「み」:見たことを伝える
最初のステップは「見たこと」を伝えることです。これは、実際に起きた出来事や客観的な事実、具体的な状況をありのままに相手に伝える段階です。「あなたが〇〇をしていました」「現在、〇〇という状況になっています」といったように、誰が見ても同じように認識できる事柄を話します。ここでの重要なポイントは、自分の憶測や解釈、感情を交えずに話すことです。「いつも〇〇だ」といった主観的な表現ではなく、「先週の火曜日の朝、〇〇ということがありました」のように、具体的で客観的な事実だけを伝えるように心がけましょう。これにより、話し合いの土台となる共通認識を相手と持つことができます。
ステップ②「かん」:自分が感じたことや考えを伝える
事実を共有したら、次にその事実に対して自分がどう感じたか、どう考えたかを伝えます。これが「感じたこと」のステップです。ここでは、「私は」を主語にして話す「アイメッセージ」を意識することが大切です。「(先ほどの事実)を見て、私は少し残念に感じました」「その状況に対して、私は少し困惑しています」というように、自分の感情や考えを正直に伝えます。「あなたは〇〇だ」のように相手を主語にする「ユーメッセージ」は、相手を非難しているように聞こえやすく、反発を招く可能性があります。自分の気持ちを伝えることで、相手はあなたの状況を理解し、受け入れやすくなります。
ステップ③「てい」:提案する
自分の気持ちを伝えた後は、具体的な「提案」を行います。ただ不満を述べるだけでなく、「これからどうすれば状況が良くなるか」という前向きな解決策を提示するステップです。「今後は〇〇していただけると、私はとても助かります」「〇〇という方法を試してみるのはいかがでしょうか」など、相手にしてほしいことや、問題解決のための具体的な行動を丁寧に伝えましょう。この提案は、現実的で実行可能なものであることが望ましいです。建設的な提案をすることで、相手も協力的な姿勢になりやすく、話し合いが前進します。
ステップ④「いな」:提案の可否を尋ね、「否」の場合は代案を伝える
最後のステップは、自分の提案を相手が受け入れられるかどうかを尋ねることです。そして、もし提案が難しい場合には、代わりの案を一緒に考える姿勢を示すことが重要です。これは「否(いな)」、つまり相手が「ノー」と言える余地を残すことを意味します。「この提案について、どう思われますか?」「もしこの方法が難しければ、別のやり方も考えたいのですが」といった形で、相手の意見を尊重し、選択肢を与えましょう。提案が断られた場合に備え、あらかじめ代替案を用意しておくと、より柔軟な対話が可能になります。この姿勢が、一方的な要求ではないことを相手に伝え、信頼関係を築く上で役立ちます。
コミュニケーションで大切なこと
「みかんていいな」は、自分の意見を押し通すためのテクニックではありません。この手法を使う上で最も大切なのは、コミュニケーションとはお互いが納得することを目指すものである、という心構えです。自分の意見を主張するだけでなく、相手の意見や立場にも真摯に耳を傾け、歩み寄る姿勢が不可欠です。お互いが納得できる合意点を探していくプロセスこそが、職場などでの良好な人間関係を育むための鍵となります。
チャレンジドジャパンでは、今回ご紹介した「みかんていいな」のような、円滑なコミュニケーションを図るためのスキルアップトレーニングも行っています。ご興味のある方は、ぜひ一度、見学やご相談にお越しください。