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復職が不安ですか?

復職への新たな一歩「リワーク利用」をご存知ですか?

現在、お仕事を休職されている方の中には、「しっかり休んで体調は回復してきたけれど、本当に職場に戻れるだろうか」「また同じように働けるか自信がない」といった不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

休職期間は、心と体を休めるための大切な時間ですが、同時に復職への焦りや孤独感を感じやすい時期でもあります。そんなとき、一人で悩まずに活用できる支援があることをご存知でしょうか。それが、就労移行支援事業所を休職中に利用する「リワーク利用」です。

 

就労移行支援の「リワーク利用」とは?

 

「就労移行支援」と聞くと、仕事を探している方が利用するサービスというイメージが強いかもしれません。

しかし、実は一部の自治体では、現在休職中の方が職場復帰を目指すために利用することも認められています。この利用形態を、私たちは「リワーク利用」と呼んでいます。リワークとは、英語の「return to work」の略で、その名の通り「職場へ戻る」ことを意味します。

つまり、就労移行のリワーク利用は、休職から復職へのスムーズな移行をサポートするための、いわば「復職に向けた準備期間」として活用する方法なのです。ブランクからの復帰は、ご自身が思う以上に心身への負担がかかる場合があります。

リワーク利用は、その負担を軽減し、再休職を防ぐための心強い味方となります。

 

なぜリワーク利用が復職への近道?

 

では、なぜリワークを利用することが、復職への確かな一歩となるのでしょうか?

その理由は大きく分けて、客観的な視点を得られることと、復職に向けた具体的なトレーニングを行えることにあります。

まず、ご自身だけで「業務が遂行できる状態か」を判断するのは非常に難しいものです。体調が良くなったと感じても、それが継続的な勤務に耐えうる状態なのか、客観的に見極めるのは簡単ではありません。

リワーク利用では、事業所のスタッフが日々の様子を見守り、定期的な面談を通してあなたの状態を客観的に評価します。もちろん最終的に復職できるかどうかは医療的な見地から見極める必要があります。しかし自分の状態を知るデータとして活用することはできます。

また休職期間中に不規則になりがちな生活リズムを整える上でも、事業所へ決まった時間に通う「通所」という習慣は非常に効果的です。通勤の練習にもなり、復職後の生活をシミュレーションしながら、少しずつ体力や集中力を取り戻していくことができます。

チャレンジドジャパンでの具体的な取り組み

 

私たちチャレンジドジャパンでは、リワーク利用をされる方一人ひとりの状況に合わせた、きめ細やかなサポートを提供しています。

例えば、ご自身の体調を客観的に把握するために、休職期間中の睡眠時間やその日の体調、気分の浮き沈みなどをデータとして記録し、グラフなどで可視化して提出いただくことが可能です。記録をスタッフと一緒に振り返ることで、ご自身では気づきにくい体調のパターンや、不調に陥りやすい状況を把握し、早めに対策を講じることができるようになります。

また、休職のきっかけがストレスとの付き合い方にあった、という方も少なくありません。そうした方には、ストレスマネジメントの講座(自己理解講座)が有効です。講座ではご自身がどのような場面でストレスを感じやすいのか、その原因は何かを丁寧に探っていきます。ご自身のストレス要因を知ることで、初めて具体的な対処法を見つけることができます。講座を通して、自分に合ったストレス対処法を学び、実践するトレーニングを積むことで、復職後のセルフケア能力を高めていくことを目指します。

  

まずはお気軽にご相談ください

ここまでリワーク利用についてご説明してきましたが、この制度を利用できるかどうかは、お住まいの自治体の判断によって条件が異なります。そのため、「自分も利用できるのだろうか」「具体的にどんな支援が受けられるのか知りたい」と思われた方は、まずは一度、チャレンジドジャパンまでご相談いただければと思います。

私たちは、あなたが現在どのような状況にあり、どのような不安を抱えているのかを丁寧にお伺いした上で、リワーク利用の可否の確認を含め、あなたにとって最善の道は何かを一緒に考えさせていただきます。

ご相談はもちろん無料ですし、ご相談内容の秘密は厳守いたします。復職への道のりは、決して一人で歩む必要はありません。専門機関のサポートを活用しながら、焦らず、着実に、次の一歩を踏み出してみませんか。私たちは、あなたが安心して職場に戻れるその日まで、全力でサポートいたします。