年末年始を元気に過ごすためのヒント

みなさん、こんにちは。今年も残すところあとわずかとなりました。年末年始はどのように過ごされる予定でしょうか。自宅でのんびりと過ごす方、初詣に出かける方、親戚や友人と集まる方など、それぞれに計画を立てていらっしゃるかと思います。楽しみな長期休暇ですが、その一方で、休み明けにどっと疲れが出たり、体調を崩してしまったりした経験はありませんか。せっかくの新年、気持ちよくスタートを切りたいですよね。今回は、年末年始を健やかに過ごし、元気に新年を迎えるためのヒントをいくつかご紹介したいと思います。
年末年始の食生活、少しだけ意識してみませんか?
年末年始といえば、おせち料理やお雑煮、ご馳走など、おいしいものを食べる機会がたくさんあります。家族や親しい人たちと食卓を囲む時間は、とても楽しく、心豊かなひとときです。しかし、つい食べ過ぎてしまったり、お酒を飲む機会が増えたりして、胃腸に負担をかけてしまいがちです。楽しい雰囲気に流されて、いつもより多く食べてしまうこともあるでしょう。それが連日続くと、胃もたれや消化不良、体重増加の原因にもなります。新年をすっきりと迎えるためにも、食生活に少しだけ意識を向けてみましょう。大切なのは、胃を休める時間を作ることです。例えば、「今日はご馳走をたくさん食べたから、明日の朝食は軽めのお粥にしよう」「この日はお酒を飲まない休肝日にしよう」と、自分でルールを決めてみるのがおすすめです。一日の中でメリハリをつけるだけでも、体への負担は大きく変わってきます。自分の体と相談しながら、おいしいものを上手に楽しんでください。
お休み中でも軽く体を動かしてみよう
長期休暇中は、ついつい家の中でゴロゴロと過ごす時間が増えがちです。寒い季節ということもあり、外に出るのが億劫になる気持ちもよく分かります。しかし、体を動かさないでいると、体力が落ちてしまうだけでなく、気分も沈みがちになることがあります。心と体の健康を保つためにも、意識的に運動する機会を作ってみましょう。なにも特別なトレーニングをする必要はありません。例えば、初詣に行く際に一駅手前で降りて歩いてみたり、近所のスーパーへ買い物に行くときに少し遠回りしてみたりするだけでも、良い運動になります。自宅でテレビを見ながら軽くストレッチをする、朝起きたらラジオ体操をしてみるなど、家の中でできる簡単な運動も効果的です。少し体を動かすだけで血行が良くなり、気分もリフレッシュできます。お休みの間も適度に体を動かす習慣を続けることで、休み明けの「体が重い」「だるい」といった不調を防ぐことにつながります。
休暇を楽しむための鍵は「生活リズム」にあり
ここまで食生活と運動についてお話ししてきましたが、この二つを支える最も重要な土台は、結局のところ「生活リズム」です。長期休暇に入ると、夜更かしをして朝はゆっくり起きる、という生活になりがちです。もちろん、日頃の疲れを癒すためにのんびり過ごすことも大切です。しかし、その生活が休暇中ずっと続いてしまうと、体内時計が乱れてしまい、休み明けに元の生活に戻すのがとても大変になります。「朝起きられない」「日中眠くて集中できない」といった状態は、仕事や通所を再開する上で大きな負担となります。そうならないためにも、休暇の過ごし方をあらかじめ計画しておくことをお勧めします。「年末の〇日まではゆっくり過ごすけれど、〇日からは通所する日と同じ時間に起きるようにしよう」といったように、生活リズムを元に戻すための「リハビリ期間」を設けてみてはいかがでしょうか。完全に元の生活に戻すのが難しくても、起きる時間だけでも意識する、朝に太陽の光を浴びる、といった小さな工夫が、休み明けのスムーズなスタートを助けてくれます。
年末年始は、一年間の疲れを癒し、新たな気持ちで新年を迎えるための大切な期間です。心と体をしっかりと休めつつも、ここでご紹介したような食生活、運動、そして生活リズムへのちょっとした意識を持つことで、休暇をより充実させることができます。みなさんが健やかに年末年始を過ごされ、休み明けにまた元気なお顔でお会いできることを、スタッフ一同心から楽しみにしています。どうぞ、良いお年をお迎えください。