年に一度の熱い戦い!チャレンジドジャパンカップ開幕競技イベントで目標達成と自信を掴む

チャレンジドジャパンカップ開催!目標に向かって、心をひとつに
こんにちは。就労移行支援事業所チャレンジドジャパンです。最近、センター内がいつも以上に活気と熱気に満ちています。その理由は、全センター合同の一大イベント「チャレンジドジャパンカップ」の開催が決定したからです。今回は、このイベントに込めた私たちの想いや、利用者の皆さんが目標に向かって取り組む様子をご紹介します。
チャレンジドジャパンカップは、全国各地にあるチャレンジドジャパンのセンターが一体となって実施する、年に一度の特別なイベントです。最大の目的は、利用者さんと職員が共通の目的に向かって心をひとつにし、共に挑戦する喜びを分かち合うことにあります。日々の訓練は、時に一人で黙々と取り組むことも多いですが、このようなイベントを通じて仲間と励まし合い、職員も一丸となって応援することで、事業所全体に一体感が生まれます。また、日々の練習の成果を発揮する場があることで、具体的な目標を持って訓練に取り組む意欲が湧いてきます。そして、練習を積み重ねて成果を上げ、目標を成し遂げたときに得られる達成感は、何物にも代えがたい自信へと繋がると信じています。
得意を活かせる!4種類の競技でスコアを競う
チャレンジドジャパンカップでは、全部で4種類の競技を行い、そのスコアを競い合います。競技種目は、パソコンスキルを競う「タイピング」、手先の器用さと集中力が試される「ボールペン分解組み立て」、正確性とスピードが求められる「数値チェック」、そして判断力と丁寧さが必要な「アンケート仕分け」です。
これらの競技は、実際の就労現場で求められるスキルに直結しています。例えば、タイピングは事務職を目指す方にとって必須のスキルですし、ボールペン分解組み立ては、製造ラインでの軽作業や組み立て業務で活かせる集中力や持続力を養います。数値チェックやアンケート仕分けは、データ入力や書類整理、ピッキング作業など、正確性が重要な業務を想定したトレーニングです。
このイベントの素晴らしいところは、利用者の皆さんがご自身の得意なことや、これから伸ばしていきたいスキルに合わせて、挑戦する競技を自分で選べる点です。パソコン操作が得意な方はタイピングで自己ベスト更新を目指し、手先を動かすことが好きな方はボールペン分解組み立てでタイムを競うなど、それぞれの強みを活かして輝ける舞台が用意されています。
目標に向かって、日々の練習に励む皆さん
イベント開催の発表があってから、センター内の雰囲気はさらに前向きなものに変わりました。個別トレーニングの時間になると、練習に励む皆さんの真剣な姿があちこちで見られます。パソコンのブースからはリズミカルなタイピングの音が聞こえ、別のテーブルでは、どうすればもっと速く、正確にボールペンを組み立てられるか、試行錯誤を繰り返す姿があります。
「前回よりもタイムが5秒縮まった!」「ミスがひとつ減った!」といった喜びの声が聞こえてくると、私たち職員も自分のことのように嬉しくなります。思うように記録が伸びず、悩んでいる方には、職員が一緒になって原因を考え、改善策を提案します。どうすればもっと効率が上がるか、どんな点に注意すればミスが減るか、一人ひとりの特性に合わせてアドバイスを行い、目標達成に向けて伴走します。このように、目標があることで日々の訓練にメリハリが生まれ、より一層意欲的に取り組むきっかけとなっています。
このチャレンジドジャパンカップを通して得られる経験は、単なるイベントの思い出に留まりません。目標を設定し、計画を立てて練習し、本番で成果を発揮するという一連のプロセスは、就職後に仕事を進めていく上でも必ず役立ちます。そして何より、努力が実を結んだという成功体験は、皆さんの自己肯定感を高め、就職活動に臨む上での大きな自信となるはずです。
チャレンジドジャパンでは、このようなイベントも通じて、皆さんの「働きたい」という気持ちを多角的にサポートしています。センターの活気ある雰囲気や、目標に向かって頑張る仲間の姿に興味を持たれた方は、ぜひ一度、見学や体験にお越しください。職員一同、心よりお待ちしております。