就職説明会に行ってみよう!企業を知ることが自分に合う就職への近道

こんにちは!チャレンジドジャパン前橋センターです。
風が涼しくなり、活動しやすい季節となってきましたね。就職に向けて活動されている皆さんにとって、今は多くの情報を集め、積極的に行動を起こしていく大切な時期かと思います。
さて、先日私たちはハローワークが主催する障がい者就職説明会に参加してきました。今回はその説明会の様子と、就職活動において企業について知ることの重要性についてお話ししたいと思います。
障がい者就職説明会とは?
今回の就職説明会では、参加企業の魅力や仕事内容、求める人材について熱心に説明されている姿が印象的でした。
私たちスタッフも日頃から支援させていただいている利用者の方々と一緒に参加し、企業の情報を収集しました。
このような企業の説明会に参加するメリットは、一日で多くの企業情報を効率的に得られることです。普段求人サイトや企業のホームページを見ているだけでは分からない、企業の雰囲気や担当者の人柄などを肌で感じることができます。参加された利用者の方々も最初は少し緊張した面持ちでしたが、企業の説明に真剣な表情で耳を傾け、積極的に質問を投げかけていました。その前向きな姿勢に私たちスタッフも大いに刺激を受けました。
企業を知ることは就職活動の第一歩
就職活動を始めるとき、私たちは「自分にどんな仕事が向いているだろうか」「どんな職場で働きたいだろうか」と考えます。しかし、その答えを見つけるためにはまず世の中にどのような企業があり、どのような仕事があるのかを知ることから始める必要があります。企業を知ることは自分に合った職場を見つけるための、まさに第一歩と言えるでしょう。
求人票には給与や勤務時間、業務内容といった基本的な情報が記載されていますが、それだけでは職場の実際の雰囲気や共に働く人々の様子、企業が大切にしている理念や文化までは分かりません。入社してから「思っていた仕事と違った」「職場の雰囲気が合わなかった」というミスマッチが起こってしまうと、長く働き続けることが難しくなってしまいます。そうしたミスマッチを防ぎ、自分らしく安心して働き続けるためにも就職活動の段階でできるだけ多くの企業情報を集め、深く理解しておくことが非常に大切なのです。
実際の仕事内容や企業の雰囲気を肌で感じる機会
企業の説明会では企業が多くの工夫を凝らした説明を行っていました。例えば、実際の仕事内容を分かりやすく紹介する動画を上映していることがありました。映像を通して見ることで、具体的な作業の流れや職場の環境が視覚的に理解でき「自分にもできそうか」「この環境で働いていけるか」といったイメージが格段に湧きやすくなります。
そして何よりも貴重だったのは企業の採用担当者に直接話を聞く機会があったことです。パンフレットや求人票に書かれている情報だけでなく、「障がいのある社員に対してどのような配慮をしていますか」「入社後はどのような研修がありますか」「職場の人間関係はどのような雰囲気ですか」といった働く上で気になる点を直接質問することができます。担当者の方も一つひとつの質問に丁寧に答えてくださり、企業の誠実な姿勢を感じ取ることができました。このように直接対話することで得られる生の情報は企業選びにおける非常に重要な判断材料となります。
就職のイメージを具体的にしていきましょう
今回のような企業説明会への参加は就職へのイメージを具体的にするための素晴らしい機会です。説明会で興味を持った企業が見つかったら、次のステップとして企業見学や企業実習へと進んでいく流れになります。
企業見学では実際に社員が働いている現場を見せていただくことで、職場の雰囲気や環境をよりリアルに感じることができます。さらに企業実習では、一定期間実際の業務を体験させてもらいます。これにより仕事内容への理解が深まるだけでなく、「この働き方なら自分にも続けられそうだ」という自信につながったり、逆に「自分には少し難しいかもしれない」といった新たな気づきを得られたりします。
私たちは皆さんが自分に合った働き方を見つけ就職のイメージを具体的にしていけるよう、企業説明会への同行はもちろん企業見学や実習の調整など様々な形でサポートしていきます。一人で悩まず、ぜひ私たちスタッフにご相談ください。自分らしく、そして長く働き続けることができる職場を一緒に見つけていきましょう!