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チャレンジドジャパン・ニュース

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コーポレート

就職者インタビューをお届けします

皆さんこんにちは。チャレンジドジャパン立川センターです! 3月中旬となり、温かい春が待ち遠しい今日この頃。皆様体調を崩していませんか?
さて、今回は就職が決まった利用者さんのインタビューをお送りいたします。通所を決めたきっかけから、訓練を通して変化していった事などを伺いました。

就職者インタビュー

Q1. 年代と障がい種別を教えて下さい。
20代、​広汎性発達障害・ADHDです。

Q2. 就職先の業種と業務内容を教えて下さい
いわゆるアパレル店員です。製品の販売、在庫管理、清掃などが主な業務です。
シフト制勤務ですが、当面の間シフトを固定してもらっています。

Q3. チャレンジドジャパンに通所を開始したきっかけを教えて下さい
倉庫でのピッキングのアルバイトを8年近く続けていましたが、業務についていけないこと(正確性・速度)や、雇用形態、待遇に不安を感じていました。就労移行支援という福祉サービスの存在は以前から知っており、「より自分に合った働き方で働きたい」「そのために自分に何が必要か、何ができるか、どういったことが自分にできるのか、といったことを知りたい」と思い、別の支援機関とも相談のうえ、思い切って退職して支援を受けることにしました。

Q4. 通所時に課題に感じていたことはがありましたか?
通所を開始した直後から、時間管理、特に朝決められた時間に通所する、という課題が、通所終了の直前まで続きました。朝の過ごし方を書き出してリスト化する、タイマーをセットする、前日にお弁当を用意し冷蔵庫に入れ「せっかく用意したのだからちゃんと行こう」と自分を奮い立たせる、などの工夫をしました。

また、自分の適性が分からなかったので、様々な訓練を受けて適性を模索しました。当初は漫然と事務などのPCを使ってオフィスで作業するような仕事に就くのだろうと思っていましたが、椅子にじっと座って黙々と同じ作業を繰り返すのは得意ではないということが、通所を続けるうちに分かりました。

Q5. 今の仕事で活かされていることはありますか?
最初はモチベーションがうまく維持できないので、それを維持する方法を考えました。しかし、段々と「気分が上がらなくともどうにかやっていく方法を考えたほうががいいのではないか」、と考えるようになりました。
他にも自分では「正しい」と思っていたやり方や考え方が、スタッフから見ると「そうではない」、ということが何度かありました。訓練で気づいた事を業務面でも今後活かしていきたいと思っています。

Q6.就職活動はどのように進めましたか?
今まで就職活動の経験がなかったので、右も左も知らない状態から始まりました。
ハローワークなどの求人票には様々なことが書かれており、それらをきちんと読み取って、希望に合った求人を見つけ応募するのが大変でした。また選考を通過できなかった際に、落選の理由ははっきりと分からないので、分からない中で原因を考え対策を立てなくてはいけないのが大変でした。自信を無くしてしまうこともありました。一方で、面接の練習をした際のスタッフからの評価はそれなりに高かったです。

Q6.今後就職を目指す方に一言お願いします。
安定して通所できなかった時期がかなりあり、その分訓練や講座の受講ができなかったことをもったいなく感じています。
まるで暗闇の中を進んでいるような気持ちになった時が自分にもあったけど、そんなときもぶれずに歩き続けていってほしいと思います。卒業しましたが、皆さんのことは応援しています。

スタッフより

インタビューに答えてくださった利用者さんは、通所している期間も自分自身と向き合っていき、たくさんの工夫や努力をされていました。就職に向け、生活に対する意識が変わっていくことが日々伝わり、無事就職が決まった時はスタッフも心から嬉しく思いました!

進路選択2


これからも新たな生活に向けて、伴走していきたいと思っています。そして、素晴らしい仕事、素敵な仲間に恵まれますようお祈りしております。
チャレンジドジャパン立川センターでは随時見学・体験を行っております。是非お気軽にお問い合わせください。