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チャレンジドジャパン・ニュース

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就職者インタビュー「好きな分野で働けたら」

今年も気付けば年末が近づいて参りました。皆さんはこの1年いかがお過ごしでしたでしょうか。今回11月にトレーディングカードの仕分け作業のお仕事で内定が出たAさん(精神1級ADHD・学習障害・20代・男性)に就職インタビューをしました。

チャレンジドジャパンに通所したきっかけについて教えて下さい。

前職を退職してから昼夜逆転した生活を送っていて、前職の給料の残りを使ってひたすら趣味に没頭していました。福祉の事業所について親が詳しかったのと通院している病院の先生からの勧めもあって就労移行支援事業所に通所することになりました。通所を始めてから前職で出来ていなかったことに気付きメモを取って人の話を聞く事が出来るようになったり、苦手に思っていたパソコン作業も訓練していくうちにできるようになりました。

チャレンジドジャパンの訓練でおすすめのプログラムはありますか?

自己理解講座は普段自分に向き合ってこなかったので、向き合ってみて自分の得意不得意が分かって仕事探しにも役に立ちました。

職業スキルの個別訓練では就労移行支援事業所に通う前まではパソコン作業に関してはローマ字すら分からない状態でした。それでも苦手克服のためパソコン訓練を積極的に行って今では人並みに出来るようになりました。

また集団訓練のおかげで他者とのコミュニケーションが前より出来るようになりました。郵送作業や掃除の時間に他の利用者の方に「終わったら何をしたらいいですか?」など声をかけることができるようになりました。休日開所のカードゲームではやり取りが自然で仕事だけではなく雑談で他者と話ができるようになりました。職場で実際に生かせるコミュニケーションもとる事が出来たと思います。

就職活動ではどんな事をしていましたか?

自分が精神1級を持っていたので書類通過が難しいこともあり、ひたすらに実習に参加して、問題なく働けると企業にアピールをしていました。

苦労した事は全く内定をもらえなくて自分より後に通い始めた人が先に内定をもらえていて正直すごくメンタルが落ち込む事がありました。

良かったことは今の事業所を選んだ理由にも繋がりますが過去に自分の好きな分野に就職をした利用者さんがいたとお話を聞いて、自分もその利用者さんのように好きな分野で働けたら楽しいだろうなと思っていて、自分も自分が好きな分野で内定がもらえたのが嬉しかったです。

最後にこれから就職したいと考えている人に向けて一言お願いします。

気持ちが落ち込む事があると思いますが、通所を続けていくうちに出来るようになることがあります。ほどほどに頑張って下さい。

好きな分野の仕事につく

トレーディングカードの大会に参加することもあり、面接でも好きなことについて質問があったそうですが、自分の言葉で答えることができたと伺いました。他者とのコミュニケーションの取り方が通所をしてから身に付いたと仰っていましたが、就職してからも興味を持っている同僚とコミュニケーションを取ることも楽しみにしています。

チャレンジドジャパン新横浜センターでは、お一人お一人の得意・不得意や興味をご自分で理解していただきやすい訓練やプログラムをご用意し、その方にマッチした求人紹介を心掛けております。ご興味をお持ちくださいましたら、ぜひ見学・体験にいらしてください。お待ちしています。