就職準備性ピラミッド
Recently updated on 4月 15th, 2025 at 11:58 am
今春も、チャレンジドジャパン山形センターからは多くの利用者が求人に応募され就職に至っています。就職先は、国や県庁や市など地方公共団体をはじめ、病院、大学、銀行、ホテル、機器製造など、様々な業種や職種にわたっています。

就職準備性ピラミッドに合わせたプログラム
山形センターの通所訓練では、一般就労に向け、ビジネスマナーや共同作業時の心得、報告連絡相談の内容やタイミングに関して、座学やロールプレイで学んでいきます。こうしたプログラムは「安定した職業生活のための職業準備性」の指針として使用される「職業準備性ピラミッド」に依拠しています。みなさんも目にしたことがあると思います。先端に「職業適性」があり、順に「基本的労働習慣」「対人技能」「日常生活管理」そして最下部の「健康管理」へと続きます。
雇用する側はみなさんに期待しています。お仕事をしてほしいと思っています。しかし一番願っていることは、みなさんに毎日来てほしいと思っています。来てみて、どうにも辛かったら言ってください。事務室でお休みいただくこともあると思います。早退していただくこともあると思います。

企業が一番求めていること
企業が皆さんになにを望んでいるかは実は、最下部に位置する「健康管理」になります。これをつきつめて言うと、「決められた日数を通勤できる」ということになります。もちろん、同僚と協力して作業したり、報告連絡相談を確実に遂行したり、作業の継続能力を維持励行したり、という準備性の観点は安定して仕事をしていくために重要な要素ではあります。しかしこれらの特性を発揮できるのも、定時に出勤し定時まで作業ができる健康状態があってこそです。
山形センターに通所され、今春就職した皆さんは、取りも直さず「決まった日数を通所できる・決まった時間を訓練できる」この二点を徹底的に訓練され、最終的には就労につながっています。
みなさんもぜひ山形センターで通所訓練をはじめてみませんか?