就職までのスケジュール
就労を目指して日々トレーニングに励むみなさま!また、これからの就労移行支援の利用を検討されているみなさま!
ご自身の就労までのスケージュールのイメージはだんだんとはっきりしたものになってきましたでしょうか?今日は就労までのスケジュールをイメージする一つの例として、就職までの流れをご紹介したいと思います。
継続して働いていく(就労)までには、まずその前に『採用』される必要があります。そして採用されるためには『応募して書類選考を通過して、面接を通過』する必要がありますね。そんな風にさかのぼって考えてみましょう。
就職までの流れ
『継続就労』
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『採用』
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『応募・書類選考・面接選考・実習など』
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『求職活動』
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『就職準備』『トレーニング』など
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就労支援の利用スタート!
どれくらいの時間がかかるのだろう?
『継続就労』『採用』『応募・書類選考・面接選考・実習など』『求職活動』『就職準備』『トレーニング』など、就労支援の利用を始めてから様々な段階を経ていく必要があります。ではそれぞれどれくらいの時間がかかるのでしょうか?
それぞれの具体的な内容のご説明はほかの機会とさせていただいて、今回はスケジュールのイメージのため、それぞれにどれくらいの時間がかかるのか考えてみたいと思います。
応募・書類選考・面接選考・実習から採用まで
書類を郵送して選考結果が知らされるまで1~2週間かかることが多いです。その後面接の日程を調整し、1次面接2次面接と進み、企業によってはその間に終日の実習を行うこともあります。そうしますと応募から採用の内定があるまでは、1か月ほどの時間がかかることも少なくないです。
求職活動、求人検索や企業研究・応募書類作成や面接練習など
就労を継続しより長くご活躍いただくためにも、ご自身の要望・スキルと企業側の求めるスキルなどとがしっかりとマッチすることが必要ですね。そのためにも求人検索や企業研究はしっかりと丁寧に行いたいものです。皆様のことを企業側へお伝えする応募書類や面接の準備も同様ですね。こちらはご経験にもよりますが、時期が来て焦らないよう十分な期間を持っておくことが大切です。
就職準備・トレーニングなど
『就労準備性』『就職準備性ピラミッド』というものをご存じでしょうか?こちらは障がいのあるなしに関わらず、就労を継続するために必要とされる要素、スキルをいうものですが、こちらのバランスを保ちゆるぎないものにしていくための準備期間がこの『就職準備・トレーニングなど』の期間となります。しっかりと今のご自身の状況をとらえ、課題は何か?どんなトレーニングが必要か?得手不得手はなにか?どんな支援・配慮が必要か?といったことを丁寧に整理していくことが重要となります。こちらの整理を丁寧に行うことで効率よくこの期間を使うことができると思います。
就労支援、利用のスタート!
就労移行支援の標準利用期間は2年となりますので、どれくらいの期間が必要なのか?つまり自身の今の就労準備性はどのような状況なのか、を支援の利用開始の時点で把握できると就職までのスケジュールのイメージが持ちやすくなると思います。
チャレンジドジャパンではご見学・体験時に目で見てわかりやすい就職準備性のチェックリストをご用意しています。ぜひご利用いただき、皆様ご自身の就職までのスケジュール作りにお役立てください!