就職するために必要なこと
「最近の体調は安定していますか?」
これは障害者雇用の面接でよく聞かれるフレーズです。皆さんはこの質問が来た際どう答えますか?
当然、多くの方は面接に受かるために「はい、安定しています」と答えることでしょう。
しかし、いざ自分がどれだけ安定してるかの「証拠」を出そうと思うと簡単ではありません。
実は、そんな時に役立つのが就労移行支援事業所なのです。
体調安定の定義
先ず最初に皆さんに知っておいて欲しいことは障害者雇用における「体調の安定の定義」です
これは「まったく体調を崩さない」という状態を指しているわけではありません。
障害や病気の有無に関わらず人間には波があり、いつでも万全な状態でいられるわけではありません。
大切なのは「体調に多少の波があっても自身で対処し、出社するこが出来ている」、「仕事に支障がない範囲での体調不良である」ということです。
つまりは、冒頭で書いた面接でよく聞かれる質問に対しては、いかに「自分が仕事ができる状態を維持できているのか」を示すことが重要なのです。
休まないというエビデンス
まさに、そんな時に役立つのが就労移行支援事業所です。
何故なら就労移行支援事業所は「通所」を通して「休まない実績」を作ることが出来るからです。
例えば皆さんが企業の採用担当者なら以下の二人の求職者の内、どちらを採用するでしょうか?
①前職を体調不良で辞めて、しばらく経っているが最近体調が回復してきたので就職活動を始めた人
②前職を辞めた後、就労移行支援事業所に通い、ここ三か月間は週5日休まずに通所できてる人
恐らく多くの方は②の求職者を選んだかと思います。
やはり直近でどこかに休まず通っているというエビデンス(証拠)がある人の方が、採用後も安心して雇うことが出来ます。
このエビデンス作りが就労移行支援事業所に通う大きな意味の一つです。
客観的に体調の安定具合を証明することは決して楽なことではありません。
皆さんの中で、冒頭の質問に上手く答えられずお困りの方がいればぜひ一度チャレンジドジャパン名古屋今池センターにご相談ください!
