就労継続支援A型から就労移行を利用した事例
普段の生活の中でも何かしらもう少し「うまくなりたいな」と感じることは誰でもあると思います。今回は、そんな「うまくなりたい」の練習のためにチャレンジドジャパンを利用した方の事例を紹介します。
「うまくできなかった」からのステップアップ
今回の事例の方は就労継続支援A型を利用していましたが、質問や報告をするのが苦手で「うまくできなかった」という気持ちから通うことができなくなってしまいました。「うまくなりたい」という気持ちはあるものの、どうしていいか悩んでいたため、チャレンジドジャパンで報連相の練習を行うことになりました。
チャレンジドジャパンでは、まず質問や報連相をするときに何が難しいと感じるのかを本人と一緒に整理を行いました。
①声をかけるタイミングがわからない
②なんて声を掛けたらいいかわからない
③何をどう伝えたらいいのかわからない
話をしてみると、このような困りごとが出てきました。そこで、本人が声をかけて良いのかためらう場面での声のかけ方や、内容によってどんな伝え方をしたらよいかのマニュアルを作成しました。本人が声掛けをためらう場面を切り取ったのは、「こう声をかければいいんだ」「苦手な場面でもうまくできた」という体験をしていただくためです。
声掛けマニュアルを使った練習を行い、「できた」の成功体験を重ねていき、この方は利用開始から1年半で就職となりました。
ステップアップや練習のための場所
今回の事例の方のように、今うまくできないことを「うまくなりたい」という思いや、一般就労にチャレンジしてみたい!という気持ちをチャレンジドジャパンのスタッフはサポートします。どんなことが練習できる?これはどう?など気になることがありましたらぜひ、お気軽にお問い合わせください。