実習生の挑戦と成長の10日間!

こんにちは。チャレンジドジャパン千葉センターです。
日差しが暖かくなり、事業所の周りの木々も緑が濃くなってきました。
さて、当事業所では、昨年に引き続き、今年度も特別支援学校から生徒さんを1名お迎えし、10日間の実習を行いました。地域との連携を大切にしている私たちにとって、未来ある若者の挑戦をサポートできることは、大きな喜びです。昨年も素晴らしい出会いがありましたが、今年もまた、たくさんの刺激と学びに満ちた時間となりましたので、その様子を少しご紹介させていただきます。
訓練生と共に取り組んだ実習前半
実習初日。少し緊張した面持ちで事業所に来られた生徒さんを、スタッフと訓練生全員で温かく迎え入れました。新しい仲間が増えることは、私たちにとっても新鮮で、事業所内にぱっと明るい空気が広がります。
今回の実習では、まず当事業所で行っている基本的な訓練を体験していただきました。午前中は、毎朝届く郵便物の仕分け作業です。宛名や部署を確認し、正確に、そして迅速に振り分けるこの作業は、集中力と丁寧さが求められる大切なお仕事です。訓練生が先輩として優しく手順を教える姿は、とても頼もしく見えました。教える側も、改めて自分の業務を見直す良い機会になったようです。
午後からは、パソコンを使ったタイピング練習や、外部から依頼された読者アンケートの仕分け作業などを行いました。現代の仕事において、基本的なPCスキルは欠かせません。黙々とキーボードに向かう真剣な眼差しからは、「できるようになりたい」という強い意志が伝わってきました。アンケートの仕分けでは、情報を正しく分類する判断力が養われます。一つひとつの訓練に熱心に取り組む姿に、私たちスタッフも大きな感銘を受けました。
自らの発信で掴んだ「封筒作成」への挑戦
実習も後半に差し掛かったある日のこと、生徒さんから私たちに嬉しい申し出がありました。「封筒作成の作業をやってみたいです」。
これまで受け身で訓練に取り組むだけでなく、自ら「これをやってみたい」と発信してくれたこと。その勇気と意欲に、私たちは胸が熱くなりました。「働く」ということは、ただ与えられた業務をこなすだけではありません。その中で自分の興味や得意なことを見つけ、挑戦したいという気持ちを持つことが、仕事へのやりがいや自己成長に繋がっていきます。
私たちはその気持ちを最大限に尊重し、すぐに封筒作成の準備を整えました。紙の裁断、折り目付け、糊付け、そして検品。一つひとつの工程を、スタッフや周りの訓練生がサポートしながら進めていきました。最初は戸惑いながらだった手つきも、回数を重ねるごとにみるみる上達し、正確で綺麗な封筒が次々と完成していきます。完成した封筒を手に取った時の、達成感に満ちた誇らしげな表情は、今でも忘れられません。この「できた!」という経験が、次への大きな自信になったことでしょう。
充実した10日間を終えて
あっという間に過ぎた10日間。最終日には、すっかり事業所の雰囲気に溶け込み、他の訓練生と談笑する生徒さんの姿がありました。初日の緊張していた表情とは全く違う、自信と落ち着きに満ちた笑顔がそこにありました。この実習期間を通して、社会に出て働くことのイメージを具体的に掴むだけでなく、自分の「やってみたい」を伝え、挑戦し、達成するという貴重な成功体験を積むことができたのだと思います。
生徒さんを迎え入れたことは、当事業所の訓練生にとっても、非常に良い刺激となりました。後輩に教えることの難しさと喜び、新しい仲間と協力して作業を進める楽しさなど、普段の訓練だけでは得られない多くの学びがあったようです。
私たちスタッフも、生徒さんのひたむきな姿から、改めて「一人ひとりの可能性を信じ、その人らしい働き方を見つけるサポートをする」という仕事の原点を再確認することができました。素晴らしい10日間を本当にありがとうございました。今後のご活躍を心から応援しています。
見学・体験お待ちしております
今回の実習のように、実際に事業所の雰囲気を感じ、訓練を体験してみることは、「働く」ことを考える上で非常に大切な一歩です。
当事業所では、ご本人の「やってみたい」「挑戦してみたい」という気持ちを大切にしながら、一人ひとりのペースに合わせた個別支援計画を作成し、就労に向けたサポートを行っています。
「自分にはどんな仕事が向いているのだろう」「働くことに不安があるけれど、一歩踏み出してみたい」そんな風に感じていらっしゃる方は、ぜひ一度、見学・体験にお越しください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。