実習の受け入れを行っています。

支援学校から実習生を受け入れました!
チャレンジドジャパンでは、就労移行支援の一環として近隣の学校と連携し、学生向けの実習も受け入れています。先日、6月初旬に近隣の特別支援学校から学生1名(Sさん)を2週間受け入れ、無事に実習期間を終えました。
Sさんは、様々な訓練や講座に積極的に参加し、就労移行支援事業所での活動を体験しました。
実習で得られる3つのメリット
就労移行支援事業所での実習は、学生にとって多くのメリットがあります。
まず、社会人として必要な基本的なビジネスマナーを学ぶことができます。挨拶や言葉遣い、電話対応、メールの書き方など、社会に出る上で必須となるスキルを、実践を通して身につけることができます。Sさんも、実習を通して、社会人としての基本的な立ち振る舞いを学ぶことができました。
次に、自分自身の得手不得手を発見する良い機会となります。様々な訓練や講座を通して、自分が得意なこと、苦手なこと、そして興味のある分野などを改めて認識することができます。これは、将来の進路を考える上で非常に重要な要素となります。Sさんも、実習を通して、パソコン操作が得意である一方、電話対応には少し苦手意識があることを認識しました。
最後に、実習を通して得られた経験や気づきを、先生や保護者の方と共有しフィードバックを受けることで、学校生活や家庭生活での課題を見つけるきっかけにもなります。多角的な視点から自分自身を見つめ直すことで、今後の生活をより良くするためのヒントを得ることができます。Sさんの場合、実習を通して集中力が持続する時間が把握でき、先生と保護者とで今後の学校生活における学習方法を検討する良い機会となりました。
実習を通して将来の選択肢を広げよう
これらの経験は、将来の職業選択を考える上でも貴重な材料となります。Sさんのように、高校生の段階で就労移行支援事業所での実習を経験することで、将来のキャリアプランを描く上で大きなヒントを得ることができます。
就労移行支援事業所は、様々な事情を抱える方々が、一般就労を目指して訓練を行う場です。実習を通して、働くとはどういうことか、働く上で大切なことは何かを学ぶことができます。また、様々な職種に触れる機会を持つことで、自分の興味や適性を見つけるきっかけにもなります。
チャレンジドジャパンでは、今後も学生向けの実習を受け入れ、一人でも多くの学生の将来の選択肢を広げるお手伝いをしていきたいと考えています。