実習に挑戦!倉庫内軽作業で得た手応えと課題

チャレンジドジャパン静岡センターでは、利用者の皆様の就職活動における様々なサポートを行っています。その中でも、就労前に実際の職場を体験できる「実習」は、自分自身の適性や課題を発見する貴重な機会です。今回は倉庫内軽作業の実習に挑戦したNさん(男性・20代・発達/軽度知的)のインタビューを通して、実習の体験談やそこから得られた学びについてご紹介いたします。
実習で取り組んだ作業内容
Nさんが今回挑戦したのは、倉庫内での軽作業です。具体的には、出荷物を梱包するための箱や封筒の作成、そしてニッパーを用いてパーツを切り分ける作業に取り組みました。Nさんは、実習を通してこれらの作業を実際に体験することで、自身の適性やスキルの現状を確認できる貴重な経験を得ることができました。
就職の目標に近づく一歩
Nさんが実習に取り組んで良かったと感じる点の一つは、将来就きたいと考えている職種を実際に経験できたことです。通所中の訓練だけでは分からない、現場の雰囲気や作業の具体的な内容を体験できたことは、Nさんにとって大きな収穫だったようです。また、実習先の企業では従業員数の約半分が障害者雇用で働いており、障害への理解がある職場環境を体験できたことも、Nさんにとって安心感につながったとのことでした。実際に働くイメージを持つことで、就職へのモチベーションも高まったと話してくれました。
職場体験から見えた課題と成長
実習を通して、Nさんは自身の課題についても認識を深めました。作業に取り組む姿勢やスピードについては、実習先の方からもお褒めの言葉をいただくことができました。しかし、慣れない環境でのコミュニケーション、特に報連相や挨拶といった場面では、事業所ではスムーズにできていても、実習先では難しさを感じたとのことでした。Nさんは、この経験を前向きに捉え、今後の課題として取り組んでいきたいと考えています。実習を通して自身の強みと弱みを客観的に把握できたことは、今後の就職活動において活かせる内容になりました。
就職への不安を解消!充実のサポート体制
チャレンジドジャパン静岡センターでは、応募前の実習サポートをはじめ、就職活動に関する様々な支援を提供しています。履歴書の書き方や面接対策はもちろんのこと、個々の特性に合わせた就職相談、職場定着支援など、多岐にわたるサポートを通して、利用者の皆様の就職活動をサポートいたします。就職活動に不安を抱えている方、自分に合った仕事を見つけたい方は、ぜひ一度チャレンジドジャパン静岡センターにご相談ください。