夏の暑さ対策!熱中症予防で元気に過ごそう
Recently updated on 6月 20th, 2025 at 01:24 pm

猛暑を乗り切ろう!熱中症対策で元気に働くためのヒント
毎日暑い日が続いていますね。最高気温が30度を超える日が続くと、気になるのは熱中症です。体調を崩してしまうと、せっかくの仕事へのモチベーションも下がってしまいます。今回は、熱中症を予防し、元気に働き続けるための対策をご紹介いたします。
熱中症ってどんな症状?
熱中症とは、高温多湿な環境に長くいることで、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節機能がうまく働かなくなることで起こる様々な症状の総称です。めまいや立ちくらみ、頭痛、吐き気、倦怠感といった比較的軽い症状から、意識障害や痙攣、高体温といった重篤な症状まで、その程度は様々です。
熱中症は屋外で起こるイメージが強いですが、実は室内でも発症する可能性があります。適切な対策をせずに過ごしていると、気づかないうちに熱中症になってしまうことも少なくありません。
室内でも油断大敵!熱中症を予防するために
室内で過ごす際も、熱中症対策は重要です。風通しの良い環境を作るために、窓を開けたり換気扇を回したりしましょう。エアコンを使用する場合は、こまめに温度と湿度を確認し、適切な設定温度を保つように心がけましょう。
また、こまめな水分補給も大切です。のどが渇く前に、定期的に水分を摂るようにしましょう。水だけでなく、スポーツドリンクなどで塩分を補給することも効果的です。
さらに、服装にも気を配りましょう。通気性の良い、ゆったりとした服装を選ぶことで、体温の上昇を抑えることができます。
外出時に気をつけたいポイント
外出する際は、特に熱中症対策に気を配る必要があります。帽子や日傘を利用して、直射日光を避けましょう。日陰を選んで歩くことも効果的です。
また、室内と同様に、こまめな水分補給を心がけましょう。外出前に飲み物を用意し、持ち歩くようにしましょう。
さらに、屋外で活動する際は、無理をせず、こまめに休憩を取るようにしましょう。特に、激しい運動をする場合は、より注意が必要です。
知的・発達障害のある方が特に気をつけたいこと
知的・発達障害のある方は、暑さやのどの渇きを感じにくい場合や、うまく表現できない場合もあるため、周囲の人が積極的に声かけし、サポートすることが大切です。
例えば、Tさんは、のどの渇きを自覚することが苦手でした。そのため、就労移行支援のスタッフが、時間を決めて水分補給を促すようにしました。また、Kさんは、暑さを感じても、それを言葉で伝えることが難しかったため、スタッフがKさんの様子を観察し、必要に応じて休憩を促すようにしました。
このように、それぞれの特性に合わせたサポートを行うことで、熱中症を予防することができます。
暑さに負けず、元気に働くために、今回ご紹介した熱中症対策をぜひ実践してみてください。少しでも体調に異変を感じたら、すぐに周りの人に相談しましょう。