利用から就職までのストーリー
こんにちは。橋本センターです。
今回は、利用者さんのチャレンジドジャパンの利用から就職までのストーリーをご紹介します。
繰り返しの習慣化で就職へ
■Sさんのストーリー(軽作業特例子会社/知的障害・20代)
Sさんは、支援学校を卒業後に利用を開始しました。
時間管理が苦手なこと、人の名前や業務内容を覚えるまでに時間を要することが課題でした.
時間を見て行動する習慣をつけ、相手の状況に合わせ、報告・連絡・相談ができるように日々取り組み、習慣化していきました。事業所で経験を積みながら、その度に職員と振り返ることで、職場での適切な振る舞いを自ら考えられるようになりました。
就職先は業務内容に変化がなく、自身の特性を活かせる職場を探しました。
挨拶や受け答えがしっかりできるという強みがあり、見学面接に強みを発揮できたことで、無事に就職することができました。
即時のフィードバックで社会人としての適切な行動を学ぶ
■Sさんのストーリー(倉庫作業/広汎性発達障害・20 代)
夜遅くまでネットサーフィンをしてしまい、寝坊するなど生活習慣に問題もあったSさん。
目標の睡眠時間を設定し、職員に毎日報告をすることで徐々に睡眠リズムが整っていきました。
また、助言をされた時や、自分がミスをしてしまった時などに、お礼や謝罪が無く、言い訳に聞こえる返答をしてしまうなど、ビジネスマナーで改善すべきところがありました。振る舞いについて、事業所内で即時フィードバックをすることで、社会人としての適切な行動に変わり、就職となりました。
自分自身と向き合い自信をつける
■Oさんのストーリー
(老人ホーム清掃員/ASD、線維筋痛症・40代)
仕事を辞めてから1年ほど経過していたOさん。
リズムを整えるためにも週2日通所からスタート。通所で職員と体調の波と向き合い、不安や緊張といった気持ちのストレスが体の痛みにつながることが自覚できた結果、徐々に週5日安定して通えるようになりました。
対人関係においては、相手の意図の汲み取りが苦手で、具体的に何をすべきかイメージが持てずに不安になる傾向がありましたが、不安な場合は職員に都度相談する練習をしたことで、安心して作業に取り組むことができるようになりました。
通所を通して、自分自身と向き合い、自信が持てるようになった事で就職へと繋がりました。
十人十色の就職ストーリーがあります。記事を読んで気になった方は気軽にお問い合わせください。
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