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初実習で見つけた介護職のやりがい

初めての企業実習で見つけた、新しい自分と仕事の魅力

こんにちは。チャレンジドジャパン静岡センターです。

今回は、高校卒業と同時にチャレンジドジャパンの利用を開始されたHさん(10代・女性)の企業実習体験についてご紹介します。Hさんにとって、社会に出て働くことはもちろん、何もかもが初めての体験でした。いくつかの企業見学を重ねる中で、ご自身でも意外だったという「介護職」への興味が芽生え、この度、介護施設で2週間の実習に挑戦されました。

実習を終えたHさんに、率直な感想を伺うインタビューを行いました。不安を乗り越え、大きな一歩を踏み出したHさんの言葉から、皆さんも何かを感じ取っていただけるのではないでしょうか。

実習前の不安と、実際に仕事を体験して感じた変化

就労経験がないHさんにとって、実習前の心境は期待や不安があったかと思います。特に介護の仕事は、専門性や責任の重さが求められるイメージがあります。私たちはまず、実習に臨む前の率直な気持ちと、実習を終えてからの心境の変化について尋ねてみました。

実習前に不安だったこと、実際に実習をしてみて不安だった気持ちは変化しましたか?

人の命を預かる仕事の為、しっかり業務をこなせるか不安な所がありました。

また人間関係についても、人手不足な所が多いというイメージだったので、忙しさからピリピリしている環境になっていないか不安でした。

実際に今回実習を行わせていただいた施設は、職員の皆さんがとても優しく、利用者さんも接しやすいと思う方が多かったので初めての環境でも安心して実習に取り組めました。

排泄や入浴介助についても、取り組みながら慣れることができ、実習後半には洗髪での洗い方や髪の乾かし方等の加減調整ができるようになりました。

「人の命を預かる」という責任感や、働く環境としての「人間関係」。これは、初めての就労を目指す多くの方が抱く共通の不安だと思います。しかし、実際に飛び込んでみた現場は、彼女が想像していたようなピリピリした雰囲気ではなく、職員の方々や利用者さんの優しさに満ちた温かい場所だったようです。

実際の職場の雰囲気や人間関係を実感できるのも実習の大きな利点です。

新たに見つけた「介護の仕事の魅力」

漠然としたイメージだけで判断するのではなく、実際に体験することで見えてくる仕事の本質があります。Hさんはこの実習を通して、介護という仕事にどのような魅力を感じたのでしょうか。

今回の実習で、新しく気づいた「介護の仕事の魅力」は何ですか?

温かい職場の雰囲気で職員の数が多く、1人1人に寄り添ったケアができる事に魅力を感じました。大変な事もありますが「ありがとう」と言われることが多く、やりがいを感じました。

「ありがとう」という感謝の言葉が、仕事のやりがいに直結することを肌で感じられたこと、忙しさや大変さの先にある喜びを知ることができたことは今回の実習に行って得られた感想だと思います。

実習中の学びと成長

実習は、単に仕事を体験する場だけではありません。周囲からのフィードバックを受け、自分自身の強みや課題に気づき、成長していく場でもあります。実習中、特に心に残った言葉について聞いてみました。

実習中に言われて嬉しかった言葉やためになったアドバイスはありますか?

物覚えが早いと褒められました。実際利用者さんや職員さんの名前は1日で覚える事ができました。またレクリエーションに毎日参加をさせていただき、人によっては耳が遠い方がいたりと配慮が必要な為、TPOに合わせた声のボリュームやトーンを意識するとより良くなると助言をいただきました。今後の訓練でも意識していきたいです。

普段接している私たちスタッフではなく、実習先の方からの助言は自分の現状を客観視する良い機会となります。具体的なアドバイスを真摯に受け止め、「今後の訓練でも意識したい」と前向きに語る姿が印象的でした。

これから一歩を踏み出すあなたへ

最後に、今回の経験を踏まえて、これから企業実習に参加する方や、まだ一歩を踏み出せずにいる方々へのメッセージをいただきました。Hさん自身の体験から紡がれた、心のこもったエールです。

これから企業実習に参加する方へメッセージをお願いします。

興味がない職種でも一度その世界を覗いてみるのも良いと思います。私自身も介護業界での就職を検討したことはありませんでしたが、職員の方から向いているかもと言われたことがきっかけで今回の実習に参加をしました。

客観的な意見も参考にすることで見えなかった部分や知らなかった世界もあり、とても勉強になりました。

私たち支援員が「向いているかも」とお伝えした一言が、Hさんの世界を広げるきっかけになったようです。自分一人では気づけなかった可能性も、支援員や周りの人の客観的な視点を取り入れることで、拓けていくことがあります。「興味がないから」と選択肢から外してしまうのではなく、「一度その世界を覗いてみる」という勇気が、思いがけない出会いや自己発見に繋がります。

今回の実習は、Hさんにとって就職に向けて成長の糧となりました。チャレンジドジャパンでは、これからも一人ひとりの「やってみたい」という気持ちを大切に、新たな一歩を踏み出す皆さんを全力でサポートしてまいります。