内定者インタビュー～清掃・軽作業の事例～

この度、一般企業での就職が決定したYさんに「就職について」「チャレンジドジャパン仙台センターについて」「これからの目標」などインタビューを行いました！

就職について

■この度は、就職おめでとうございます。早速ですが、就職先の業務内容について教えてください。

軽作業職として、主に清掃や洗浄を行います。

■就職活動において、大事だと思うポイントを教えてください。

時間をかけて自分自身にしっかり向き合うことだと思います。
自己理解を深めることで自信をつけることができます。自信がある姿を見せることで、周囲からの信頼を得ることや就労の安定に繋がると思います。

■就職活動で苦労されたことを教えてください。

選考が進むにつれて緊張が高まり、気持ちがいっぱいいっぱいになってしまい、精神面の安定を保つことが大変でした。
就職への焦りはずっとありましたが、「誰もが通る道だ」と自分に言い聞かせました。一歩一歩着実に進めることを意識することで、就職活動のペースを保つことができました。

チャレンジドジャパン仙台センターについて

■チャレンジドジャパン仙台センター（就労移行支援）を利用したきっかけ・理由を教えてください。

障害の診断を受け、これからどうしようと悩んでいた際に、支援機関の方から就労移行支援を紹介していただきました。複数の事業所の見学を通し、チャレンジドジャパン仙台センターは特に手厚いサポートを受けることができると感じました。そのため、こちらで就職を目指したいと強く思いました。

■チャレンジドジャパン仙台センターに通っていてよかったと思うことは何ですか？

スタッフ、利用者さんが暖かい雰囲気で、自宅以外に自分の居場所があることがとても心強かったです。
決まった時間に通所し訓練することで、生活リズムを整えることができました。職場を想定したルールの元で、挨拶や報連相の仕方を身に着けることができました。そうした環境の中で、自然と就職後の自分をイメージすることができました。

■チャレンジドジャパン仙台センターの中で、どのような訓練が役に立ちましたか？

プログラムの中では、特に就職準備セミナー（就職活動に必要な知識を学ぶプログラム）、自己理解講座（自身の障害特性を理解し、不調になったときの対処方法を身に着けるプログラム）、就労パスポート（自身の障害特性や合理的配慮としてお願いしたい事項を、企業に伝えるための書類）の作成が就職活動に直結していたので役に立ちました。
また、事業所は苦手なことを練習する場だとスタッフから助言をいただいたことから、できなかったことをできるよう努力することができました。

■実習には行かれましたか？その際の感想をお願いします。

内定をいただいた企業に二回ほど実習に参加しました。
慣れない場所の移動は苦手ですが、実習の段階で通勤の動きを経験することができました。就職後は毎日通勤で通うことになるので、就職は実習の段階から繋がっていることを強く感じました。

■これから、仕事を行う上での目標をおしえてください。

まずは無理のない範囲で徐々に慣れていくこと、休むことなく通勤すること、報告・連絡・相談をしっかり行うなど、社会人として当たり前のことをできるように頑張りたいです。

■チャレンジドジャパン仙台センター（就労移行支援）の利用を検討している方々へメッセージをお願いします。

チャレンジドジャパン仙台センターでは、一人ひとりが自身の課題を克服しようと訓練を行っています。私は利用者さんと挨拶などのちょっとしたコミュニケーションを取ることで、自分以外にも就職活動を頑張っている仲間がいるのだと勇気づけられました。こうした社会参加の一歩を踏み出すことで、新たな世界が広がると思います。
チャレンジドジャパン仙台センターで訓練した日々は、これからも私の支えになると信じています。

■スタッフより

Yさん、この度はご就職おめでとうございます！
利用当初は就職への焦りが強くあり、訓練のペースをつかむことが難しかったYさんですが、訓練を通して自己理解を深め、就職に向けて一歩ずつ進んでいくことの大切さに気付き、今回見事ご就職されました。スタッフ一同、心より嬉しく思います。
Yさんがこれから長く安定して勤務できるように、今後もスタッフ一同サポートしてまいります！