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チャレンジドジャパン・ニュース

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係活動で身につく!働くチカラ

今回は、私たちの事業所で行っている日々の訓練の中から、「係活動」についてご紹介します。「係」と聞くと、学生時代を思い出す方もいらっしゃるかもしれませんね。当事業所の係活動は、就職を目指す皆さんにとって、とても大切な意味を持つ訓練の一つとして位置づけられています。

係活動の目的:仕事の基本を身につける

係活動の大きな目的は、実際の職場で仕事を進めていく上での基本的な流れや、上司や同僚からの指示を正しく理解する力を養うことです。仕事においては、まず指示の内容を正確に把握し、どのように進めるかを考え、そして実行に移すというプロセスが基本となります。係活動では、スタッフが具体的な作業を依頼します。利用者さんはその指示を受け、何をすべきかを考え、行動に移します。この一連の流れを日々の活動の中で体験することで、働く上で不可欠な「指示理解力」や「遂行能力」の土台を築いていきます。初めは戸惑うこともあるかもしれませんが、分からないことはスタッフに確認しながら進めることで、着実に力をつけていくことができます。

繰り返すことで身につく作業スキル

どのような仕事でも、繰り返し実践することで少しずつ慣れ、作業の質やスピードは向上していきます。係活動も同様です。例えば、最初は手順を確認しながら行っていたコピー用紙の補充や備品の在庫管理も、何度も担当するうちに、どこに何があるか、どのタイミングで補充すれば良いかが自然と分かるようになります。作業がスムーズにできるようになったという成功体験は、確かな作業スキルとして身につくだけでなく、「自分にもできる」という大きな自信へと繋がります。この自信こそが、就職活動に臨む上での強い後押しとなるのです。

チームで働く力:協力と相談

職場では、一人だけで完結する仕事はほとんどありません。多くの仕事は、同僚と協力したり、上司に報告・連絡・相談したりしながらチームで進めていくことになります。係活動は、他の利用者さんと共同で行う場面も多くあります。例えば、事業所内の清掃作業を分担して行ったり、電話応対で受けた伝言を他の担当者に伝えたりと、自然な形で他者と関わる機会が生まれます。その中で、「この作業は手伝ってもらえますか」「この件について、どうすれば良いでしょうか」といったコミュニケーションが交わされます。こうしたやり取りを通じて、職場での円滑な人間関係に欠かせない協調性や、スムーズに仕事を進めるための相談する力を実践的に学ぶことができます。

実際の職場を想定した訓練の数々

当事業所では、より実際の職場に近い状況でスキルを磨けるよう、様々な種類の係活動を用意しています。朝礼の司会進行や、訓練開始・終了時刻の声掛けは、人前で話すことへの抵抗を減らし、時間管理の意識を高める訓練になります。事業所にかかってくる電話への応対は、ビジネスマナーの基本である正しい言葉遣いや、相手の用件を正確に聞き取る傾聴力を養います。来客時のお茶出しも、相手への気配りや丁寧な立ち居振る舞いを学ぶ貴重な機会です。その他にも、コピー用紙の補充や備品の在庫管理、共有スペースの清掃作業など、どれも職場環境を整え、維持するために欠かせない業務です。これらの活動一つひとつが、責任感を持って仕事に取り組む姿勢を育みます。

私たちは、利用者さんが日々の係活動を通して多くの成功体験を積み重ね、仕事に必要なスキルと自信を身につけ、希望する次のステップへと羽ばたいていけるよう、これからも全力でサポートしてまいります。