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休み上手は仕事上手!充実した余暇活動が安定就労の土台になる

チャレンジドジャパン川崎センターです。

就労に向けてスキルアップを目指す中で、時には疲れを感じたり、少し息が詰まるように感じたりすることもあるかもしれません。「休日は疲れてしまって、結局何もできずに終わってしまった」という声を聞くこともあります。

今回は、そんな毎日を乗り越え、より充実した社会人生活を送るために欠かせない「余暇スキル」の大切さについてお話ししたいと思います。

なぜ「余暇」が大切なのか?

「余暇」と聞くと、単なる「遊び」や「休憩」といったイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、余暇を上手に過ごすことは、心と体の健康を保ち、結果として仕事のパフォーマンスを高める上で非常に重要な役割を果たします。

私たちは日々の生活の中で、知らず知らずのうちに様々なストレスを溜め込んでいます。特に、新しい環境での訓練や就職活動は、期待とともに緊張や不安が伴うものです。こうしたストレスを適切に発散できないと、心身のバランスが崩れ、集中力が続かなくなったり、意欲が低下してしまったりすることに繋がります。

余暇の時間は、そうしたストレスから心を解放し、リフレッシュさせるための大切な時間です。自分が「楽しい」「心地よい」と感じる活動に没頭することで、頭の中を占めていた仕事や訓練のことから一旦離れ、心をリセットすることができます。しっかりとリフレッシュできると、心に余裕が生まれ、物事を前向きに捉えられたり、新しいアイデアが浮かんできたりもします。

このように心身が良い状態にあってこそ、週明けからの訓練や仕事にも新鮮な気持ちで、高い集中力を持って取り組むことができます。つまり、余暇を充実させることは、仕事を能率よく進めるための「準備」であり、安定して長く働き続けるための土台作りでもあるのです。

自分に合った余暇の過ごし方を見つけよう

そうは言っても、「いざ休みになっても、何をして過ごせばいいかわからない」という方も少なくないでしょう。大切なのは、自分にとって本当に楽しいと思える余暇の過ごし方を見つけることです。

余暇の過ごし方に正解はありません。インドアで静かに過ごすのが好きな人もいれば、アウトドアでアクティブに体を動かすのが好きな人もいます。一人でじっくりと趣味に没頭する時間が心地よい人もいれば、誰かと一緒におしゃべりしたり出かけたりすることでリフレッシュできる人もいます。

大切なのは、周りの人がやっているから、あるいは「何か有意義なことをしなければ」という義務感から始めるのではなく、自分の心が「やってみたい」「楽しい」と感じるかどうかです。最初はうまくいかなくても、色々なことを試してみる中で、自分だけの特別な時間が見つかるはずです。

川崎センターでの取り組み紹介

川崎センターでは、皆さんが自分に合った余暇の過ごし方を見つけるきっかけとなるよう、様々なプログラムを提供しています。その中でも、多くの方が楽しんで参加されているのが「アートプログラム」です。

アートプログラムでは、折り紙や脳トレ、塗り絵など、手軽に始められて集中できる活動を中心に行っています。

塗り絵は、近年、マインドフルネスの効果があるとして注目されています。どの色を使おうか考え、無心で色を塗る作業に没頭することで、日々の悩みや不安から一時的に心を解放し、穏やかな気持ちにさせてくれます。

脳トレは、パズルやクイズといったゲーム感覚で、楽しみながら記憶力や注意力、思考力を鍛えることができます。

これらの活動は、単に楽しいだけでなく、集中力を持続させる練習や、手順を考えて物事を進める計画性の訓練にもなり、就労後に必要となるスキルを自然と養うことにも繋がっています。

余暇を充実させることは、生活に彩りを与え、人生を豊かにしてくれます。そして、その充実感が、安定した就労生活を支える大きな力となります。川崎センターでは、就労に必要なスキルだけでなく、皆さんが自分らしい豊かな生活を送るためのサポートも行っています。もし余暇の過ごし方に悩んでいたら、ぜひ私たちスタッフに相談してみてください。一緒にあなただけの「楽しい」を見つけるお手伝いをさせていただければと思います。