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チャレンジドジャパン・ニュース

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コーポレート

企業見学インタビュー

企業見学を通し、自己理解や志望動機、就職意欲をより高められたRさんのインタビューをお送りします。

Q1.自己紹介をお願いします。
A1.40代男性、手帳は精神3級で、接客業を目指して訓練中です。訓練期間プランは丸々2年です。

Q2.先日はファーストフード店での企業見学お疲れ様でした。実際に働かれている障害者雇用の方の見学をなさってみて、いかがでしたか?
A2.一般的なファーストフード店で働かれている方々のイメージとして、明るく元気というイメージはありましたが、実際にはつらつ元気に明るく働かれているお姿を見て、リアルに感じる事が出来ました。見学に行けて良かったです。

Q3.そもそもの話ですが、どうしてRさんは接客業で働きたいと考えたのでしょうか?障害者雇用では、事務職やバックヤード業として働きたいと考える方が多く、接客業はどちらかというとご希望される方があまりいらっしゃいません。
A3.幸せな方々のいる空間で働くと、自分も幸せになるからです。接客業をしていた昔、とても楽しそうに過ごされているお客様が大勢いらっしゃる空間にいて、自分まで幸せな気持ちに包まれ、充実していました。

Q4.素敵な体験ですね。Rさんは、接客業の他にも他業界他業種のご経験がございますが、それらのお仕事は、接客業に比べるとあまり楽しさや幸せ、充実感を感じられませんでしたか?
A4. 自分の出来る事を基準に仕事を選んだのですが、生活するために働いている感覚で、楽しいかどうかで言うと、楽しくはなかったと思います。その日その日の仕事をするので精一杯でした。独り立ちするかも?という段階で自信がなく辞めてしまいました…また、別の業種では、人手不足もあってとにかく仕事をこなすのが大変で。また、業務内容を軽視されるようなこともあり….働くのなら、以前のような楽しさや幸せを感じて充実感を覚えられるような仕事で社会復帰にチャレンジしたいと考えるようになりました。

Q5.これから短期間のうちに企業見学が2社目3社目と続々と控えていますが、以前のような幸せな気持ちになれるとしたら、企業見学もその後の就職活動も頑張れそうでしょうか?
A5.正直焦りがあります。就労移行の訓練期間内で決まるかどうか、そして障害者雇用では、接客業の求人数が少ないと実感したため、応募をいかに効果的にするかと考えるとプレッシャーです…もう少し早めに見学や実習に向けて動いておけばよかったなとも後悔しています。今言っても仕方がないのですが。でも、頑張りたい気持ちが今は強いです。企業見学に行って、その思いが強まりました。

Q6. 心理的負荷を覚えながらも、企業見学でその思い・志望動機がより深まったようですね。その確固たる意志があれば、まだまだ挽回できる時期です。焦る気持ちは無理やり抑圧せずご自分の感情を大切にして、今は目の前のやるべきことに向き合いましょう。次は、日本有数の大手企業での見学です。意気込みをお聞かせ下さい。
A6.業務内容をしっかり吟味したいと思います。また、企業見学から失礼のないように、挨拶とビジネスマナーはしっかりやっていきます。

以上、企業見学を通して、働き方への自己理解を深めたRさんのインタビューでした。
障害者雇用では、残念ながら接客業の求人数は少ないのですが、Rさんの想いを聞かれた求人紹介のご担当者さんから、Rさんに御勧めの求人票を多数ご紹介頂けて、Rさんの就職活動が本格的に始動しました。より良い結果をまたご報告出来るよう、我々スタッフもより支援に力を入れていきたいと思います。