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企業見学で発見!安心できる職場特例子会社の企業見学レポート

就職に向けて実際に企業で働くイメージを持つことは、就職活動を進める上で非常に重要です。そこで今回は、金融機関の特例子会社である企業を見学させていただきました。実際に業務に携わっている方々から、仕事内容や職場の雰囲気について貴重なお話を伺うことができましたので、その様子をご紹介いたします。

見学させていただいたお仕事内容

今回見学させていただいた企業では、会社の運営を支えるバックオフィス業務が行われていました。具体的なお仕事としては、名刺の作成や伝票の印刷、社内でやり取りされる郵便物の封入・発送作業などがありました。また、情報の管理も重要な業務の一つで、不要になった機密文書を適切に廃棄する作業や、紙の書類をデータ化する電子化の業務も見学させていただきました。その他にも、各部署で使うコピー用紙の在庫を管理し、不足しないように補充する業務もあり、多岐にわたるお仕事が会社の円滑な運営に繋がっていることを実感しました。

明るく協力的な職場の雰囲気

企業を見学する際、多くの方が気になるのが職場の雰囲気ではないでしょうか。今回訪問した企業は、オフィスに入った瞬間に、働いている方々が「いらっしゃいませ!」と明るく元気な声で挨拶してくださり、訪問した私たちも自然と緊張がほぐれました。清掃が行き届いたとてもきれいな職場であることからも、働く環境を大切にされていることが伝わってきました。業務の様子を拝見していると、一人で黙々と作業を進めるだけでなく、チームで協力して仕事をしている場面が多く見られました。お互いに声を掛け合い、助け合う雰囲気が職場全体に満ちており、見ている私たちも温かい気持ちになりました。このような協力体制は、安心して仕事に取り組むための大切な要素だと改めて感じました。

安心して働くための様々な工夫

障がいのある方が長く安心して働き続けるためには、職場環境における配慮や工夫が欠かせません。こちらの企業では、作業マニュアルが各担当者の手元に完備されていたことです。次に何をすれば良いのかが一目でわかるように工夫されており、誰でも迷うことなく正確に業務を進めることができるようになっていました。もし作業中にわからないことが出てきても、すぐに近くのスタッフの方に質問できる環境が整っていた為、質問しやすい雰囲気で働く上での大きな安心材料になります。さらに、大きな音が出るシュレッダーなどの機械を使う際には、周りの人に一声かけてから作業を始めるというルールがありました。こうした一つひとつの行動から、お互いを思いやり、安全に配慮しながら働くことを大切にしている職場文化が感じられました。

企業見学を終えて

今回の見学を通じて、参加された方からは多くの気づきがあったようです。特に、「パソコン作業だけでなく手作業も多く、見学して初めてわかることがたくさんありました」という感想が印象的でした。求人票の文字情報だけでは伝わらない、実際の業務内容や職場の空気感を肌で感じることができたようです。特例子会社として、障がいを持つ方の雇用に積極的に取り組んでいる企業での見学は、ご自身の働き方を具体的にイメージするための貴重な機会となりました。

チャレンジドジャパンでは、支援の一環としてこのような企業見学を定期的に実施しています。実際の職場を見学することで、「どんな仕事をするのか」「どんな人たちと働くのか」「自分にはどんな配慮が必要か」など、働くイメージを具体的に持つことができます。見学を通じて、自分に合った働き方や環境に気づくきっかけにもなり、長く安心して働ける職場を見つけるための大切な第一歩となります。

ご自身の「働く」を具体的に考えてみたい方、就職に向けて一歩踏み出したい方は、ぜひお気軽にチャレンジドジャパンまでお問い合わせください。