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チャレンジドジャパン・ニュース

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企業実習ってどんな感じ?先輩の声企業実習で得られた成長と学び

こんにちは、チャレンジドジャパン川崎センターです。

就職を目指す上で、「実際に企業で働くとはどういうことか」を具体的にイメージすることは、非常に大切なステップです。机上での訓練だけでは得られない、職場の雰囲気や業務の流れ、人との関わり方を肌で感じることで、ご自身の得意なことや課題が明確になり、就労への自信にも繋がっていきます。

チャレンジドジャパン川崎センターでは、実際に企業へ依頼し、実習を行えるようにお願いすることがあります。

今回は、実際に実習へ行かれた方の声をお届けします。

実習前の心境について

「とても緊張しました!」

実習に参加された利用者さんは、実習前の気持ちをこう振り返ってくださいました。新しい環境に足を踏み入れる時、誰もが期待と不安を抱えるものです。「訓練で学んだことを活かせるだろうか」「職場の皆さんと上手くコミュニケーションが取れるだろうか」「任された仕事をきちんとやり遂げられるだろうか」といった思いが巡り、緊張するのは当然のことです。その緊張は、実習という機会に真剣に向き合おうとしている証拠でもあります。私たちスタッフも、その気持ちに寄り添いながら、安心して実習に臨めるようサポートしています。

どのような実習内容でしたか

「9割方スキャンでした。大きなファイルに入っていた資料をスキャンして、1つのPDFにまとめる作業がメインでした。」

今回担当された業務は、オフィスワークの基本となる書類の電子化作業でした。一見、単純な作業に聞こえるかもしれませんが、そこには正確性と根気が求められます。分厚いファイルに綴じられた、時には200ページにも及ぶ大量の資料を、一枚一枚丁寧にスキャンしていくのです。ページの抜けや順番の間違い、画像の不鮮明さなどがあってはなりません。企業の大切な情報を扱うという責任感を伴う、非常に重要な仕事です。集中力を維持しながら、着実に作業を進める力が試される業務内容だったことがうかがえます。

チャレンジドジャパンでの訓練が活きたこと

「習ったところが出てきた。スキャンの訓練が、ほぼその通りに出てきた。」

これは、私たちスタッフにとっても大変嬉しい言葉でした。チャレンジドジャパンでは、実際の職場で求められるスキルを想定した実践的な訓練を提供しています。今回、まさに事業所で行ったスキャンの訓練内容が、実習先でそのまま役立ったとのこと。機器の操作方法だけでなく、効率的な作業手順やミスを防ぐためのダブルチェックの方法など、訓練で繰り返し学んだことが、実際の業務で力を発揮した瞬間でした。日々の地道な訓練が、決して無駄ではなかったと実感できたことは、ご本人にとって大きな自信になったことでしょう。

これから実習を受ける方へのメッセージ

「下準備はしっかりしておくこと。」

最後に、これから実習に挑戦する仲間へ、力強いメッセージをいただきました。この「下準備」という言葉には、多くの意味が込められています。実習先企業の事業内容を調べておくこと、担当する可能性のある業務について訓練内容を復習しておくこと、そして何より、万全の状態で臨むための体調管理。さらには、質問したいことを事前にまとめておくといった工夫も含まれるでしょう。先輩からのこの的確なアドバイスは、実習をより有意義なものにするための鍵となります。

「実習」は就労へ向けて、具体的なイメージをつかめる大切な機会です。皆さんもチャレンジドジャパンで就労スキルを磨いて、是非就職の夢を叶えてください!