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事務職に就職した先輩のリアルな声就職おめでとう!事務職で働く先輩にインタビュー

こんにちは。チャレンジドジャパン宇都宮センターです。

日差しが暖かくなり、過ごしやすい季節となってきましたね。

今回は、見事、事務職への就職を果たされた利用者Nさんへのインタビュー記事をお届けします。通所中の訓練で役立ったことや、就職活動で感じたこと、そして現在の心境など、たくさんのお話を伺うことができました。これから就職を目指す皆さんにとって、きっと参考になる点がたくさんあるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

就職するうえで役に立った訓練

まず、就職に向けて事業所での訓練がどのように役立ったかについて伺いました。Nさんが特に実践的だったと感じたのは、日々のPC訓練だったようです。

・Excelで名簿を作る(名刺入力)などの作業。WordやExcelは基礎ができていれば困ることは無いです。ただ関数ができていると、自分の仕事がやりやすいです。
・データ入力。専用のシステムに入力することがあるので、色々なシステムに慣れておくといいです。
・スキャン。複合機によって操作方法は違いますが慣れていると操作しやすく業務がスムーズに進みます。

当事業所では、事務職に必須のスキルであるWordやExcelの訓練を基礎から応用まで幅広く提供しています。Nさんがおっしゃるように、基礎を固めることはもちろん大切ですが、関数などの応用スキルを身につけることで、作業効率が格段に上がり、任される仕事の幅も広がります。自分の業務をよりスムーズに進めるための武器になるのですね。
書類の電子化が進む現代において、スキャン業務も事務職の基本的な仕事の一つです。複合機の操作はメーカーや機種によって微妙に異なりますが、基本的な流れを理解していれば応用が利きます。訓練で機器操作に慣れておくことが、現場でのスムーズな業務遂行につながったという、非常に具体的なお話でした。

支援で良かったこと

次に、通所中の支援で特に心に残っていることについてお聞きしました。

就職活動は応募書類の添削から、企業見学、メンタルケアなどとても助かりました。
また、病気での症状が出てしまった際にすぐにお話を聞いてくださったり、別室で休ませていただいたり、早急に対応してくださったおかげで、症状が酷く出て通所できなくなるということがなくとても助かりました。

就職活動は、応募書類の作成、面接対策、企業研究など、やるべきことがたくさんあります。私たちは、ご本人の強みや経験を最大限にアピールできるよう、応募書類の添削を何度も一緒に行います。また、企業見学に同行し、職場の雰囲気や業務内容を一緒に確認することで、ご自身に合った職場かどうかを判断するお手伝いをしています。そして何より、活動中の心の安定を支えるメンタルケアを大切にしています。
また、新しい環境や就職活動へのプレッシャーから、体調や気持ちに波が出てしまうことは誰にでもあります。そんな時、「少し休みたい」「話を聞いてほしい」と安心して言える環境であることが、就労移行支援事業所の重要な役割だと考えています。Nさんのように、無理なく通所を継続できたというお言葉は、私たちスタッフにとって何よりの励みになります。

今のお気持ち

入社して少し経った今、どのようなお気持ちでいらっしゃるのでしょうか。

まだ入社して少ししか経っていませんが、誰かの役に立つ仕事ができていて嬉しいです。周囲が休憩しながらやりなとか疲れるほどやらなくていいよと声がけしてもらえる度に優しさを感じ、その優しさに自分ができる範囲で応えたい気持ちでいっぱいです。ただそうすると自分の性格上無理してしまうので、無理しないラインを決めて、そこに到達しないように調節しながら仕事しています。

周囲の温かい配慮に感謝しつつも、自分のペースをしっかりと守ろうとされている点が非常に素晴らしいですね。自分の特性を理解し、「無理しないライン」を意識しながら働くことは、仕事を長く続けていく上で最も大切なスキルの一つです。通所を通して培った自己理解が、新しい職場でしっかりと活かされている様子が伝わってきます。

仕事でやりがいを感じる時

日々の業務の中で、やりがいを感じる瞬間についてもお聞きしました。

まだ入社したばかりなので正直やりがいを感じる瞬間はありませんが、頼まれた仕事の終了報告をした時に、「早くて助かる」と言われた時にすぐ対応して良かったと思います。

自分の仕事が誰かの役に立ち、感謝の言葉として返ってくる。これほど嬉しい瞬間はありませんね。「早くて助かる」という一言は、Nさんの丁寧で迅速な仕事ぶりへの正当な評価です。このような小さな成功体験の積み重ねが、働く上での自信とモチベーションにつながっていきます。

今後の目標

今後の目標についても、明確なビジョンを語ってくださいました。

まず初めの1ヶ月は出勤に慣れることです。朝は道も混みますし公共交通機関は人がいっぱいです。意外と会社に着くまでで疲れるので、初めの1ヶ月は出勤するを目標にしています。その後は、仕事環境に慣れることと仕事を覚えること、そして自分の体力や精神面を今の仕事や生活と合わせてどのようにケアしたら良いのかを考え変化させていくことを目標にしています。

非常に現実的で、地に足のついた目標設定です。環境が大きく変わる就職直後は、まず「安定して通勤すること」自体が立派な目標となります。焦らず、一つひとつのステップを確実にクリアしていくことの重要性を、Nさんご自身が深く理解されています。そして、状況に合わせて自分自身のケア方法を見直していくという視点は、長期的に安定して働き続けるために不可欠です。

最後に、就職を目指す方へのメッセージ

最後に、今まさに就職を目指して頑張っている方々へ、心強いメッセージをいただきました。

チャレンジドジャパンで様々な訓練を経験することで、応募先の間口を広げることもできますし、就職後もあの訓練やっていて良かったと思えることが1つは出てくるので、失敗がまだ許される時に様々な訓練をしてほしいです。
また就職活動中は気持ちを安定させることが大変だと思いますが、スタッフさんや主治医、身近に相談できる人にできるだけたくさん自分の気持ち(不安など)をお話すると、違う視点からの意見やお話をいただけるので、少し気持ちが楽になることがあります。1人では無いことを絶対に忘れないでください。

「失敗がまだ許される時に」という言葉が、とても心に響きます。就労移行支援事業所は、安心して挑戦し、試行錯誤できる場所です。様々な訓練に取り組む中で、自分の新たな可能性に気づいたり、苦手だと思っていたことを克服できたりします。その一つひとつの経験が、未来の自分を助ける力となります。

就職活動は、時に孤独を感じることもあるかもしれません。しかし、決して一人ではありません。不安や悩みを抱え込んだ時、それを誰かに話すだけで、心が軽くなることがあります。私たちスタッフは、いつでも皆さんの伴走者です。Nさんの温かいメッセージを胸に、私たちも皆さんと一緒に、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。

Nさん、今回は貴重なお話を本当にありがとうございました。今後のさらなるご活躍を心より応援しています。