事務の仕事、実習で体験してみた!職場実習でわかった強みと次の課題

【事務補助】実習インタビュー!
こんにちは、チャレンジドジャパンです。
就職活動というと、履歴書の作成や面接練習を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、それだけが就職に向けた準備の全てではありません。実際に企業で働く体験を通して、ご自身の適性を確認したり、新たなスキルを身につけたりすることも、自信を持って就職するための大切なステップです。
チャレンジドジャパンでは求人活動の他に実習をこなし自身のスキルの確認や第三者からの客観的な評価を受けて更なるスキルアップを目指す事も可能です。
「自分にはどんな仕事が向いているのだろう」「実際の職場はどんな雰囲気なのだろう」といった疑問や不安は、実際に働いてみることで解消されることが多くあります。実習は、ご自身の得意なことや苦手なことを客観的に知る絶好の機会となるのです。
今回は未経験の事務補助実習を行ったMさんにインタビューをしました。実習を通して何を感じ、何を学んだのか、詳しくお話を伺いました。
どんなお仕事でしたか?
トレーナーや一般職の方々に教えていただきながら、資料封入作業や名刺印刷、ノベルティの作成、社内便の仕分け、資料のナンバリングやPDF変換、名刺箱作成などを行いました。
多岐にわたる業務を経験されたのですね。事務補助と一言で言っても、その内容は様々です。実習を通して、具体的な仕事内容を体験できたことは、今後の職業選択において大きな参考になったのではないでしょうか。
実習で上手くできた事、工夫したことはありますか?
特にPDF変換した資料の照合作業は約100ページほどありましたが、一つ一つ正確にスキャンができているか、時間をかけて丁寧に確認したことでミスを見落とさずにチェックできました。
100ページもの資料をミスなく確認できたというのは、素晴らしい集中力と正確性です。Mさんの強みである「丁寧さ」が存分に発揮された場面だったと思います。ご自身の得意なことを、実際の業務を通して再確認できたことは、大きな自信に繋がったことでしょう。
実習で難しかった事や悩んだことはありますか?また、それをどう克服しましたか?
名刺箱作成で蓋作りが難しく感じました。何度か折り直してみましたがどうしても緩くなってしまい、うまく折れない事に悩みました。その後一般職の方に具体的なアドバイスをいただき、最初より出来栄えが良く仕上げることができました。
うまくいかない時に一人で抱え込まず、周囲に助けを求め、的確なアドバイスをもとに改善していく力は、働く上で非常に重要なスキルです。Mさんが素直に質問し、解決に向けて行動できたことは、実習の大きな成果の一つと言えます。つまずきを経験し、それを乗り越えた経験は、今後の糧となるはずです。
他に実習で学んだことはありますか?
ノベルティ作成で使用する裁断機やナンバリングの際のスタンプは今回初めて使用しました。それぞれの使用法やコツを学ぶことができました。
事業所内での訓練だけではなかなか触れる機会のない、専門的な機器の使い方を学べたのも、企業実習ならではの貴重な経験ですね。新しいことに挑戦し、できることが一つひとつ増えていく実感は、働くことへの意欲を高めてくれます。
次の職場実習ではどんなことを頑張りたいですか?
慎重かつ丁寧に行う事を意識しすぎた結果、作業時間をあまり気にしていなかったのでタイマーなどを使い作業を進めることを心掛けたいです。
実習を通してご自身の強みだけでなく、新たな課題を発見し、具体的な改善目標を立てられたのは大変素晴らしいことです。「丁寧さ」という強みを活かしつつ、次は「時間効率」という新しい視点を意識する。このように、実習は自己分析を深め、次のステップに進むための明確な目標設定にも繋がります。
Mさん、インタビューありがとうございました。Mさんは物腰柔らかくしっかり報告、連絡、相談を行いながら丁寧な業務を行える方です。実習では実際の社員と一緒に業務を行い、丁寧さばかり意識しても業務に差支えがあると時間を意識する事を学ばれたようでした。
普段の訓練では体感しにくい周囲との協調性やタイムスケジュールなど、実習では数多く学べるいい機会となっています。実際の職場のスピード感や、他の社員の方々と連携しながら仕事を進める感覚は、現場に出て初めてわかることです。
未経験の業種や自身のスキルに自信が無い方でも就労前に実習をこなすことはよい経験となり就職活動に効果的です。この記事を読んで、少しでも企業実習に興味を持たれた方、ご自身の可能性を試してみたいと思われた方は、ぜひ一歩踏み出してみませんか。
もし現在就職活動中である方や現在の職場で困りごとを抱えていらっしゃる方がいましたらお気軽にお問い合わせください。見学体験はいつでも可能です。皆様からのご連絡をお待ちしております。