不安を自信に!卒業生インタビュー 就労移行支援で自信をつけ就職へ

春の暖かな日差しが心地よい季節となりました。
この春、チャレンジドジャパン川崎センターから、また一人、新たな一歩を踏み出す方がいらっしゃいます。今回は、見事4月からの就職を決められたMさんにインタビューを行い、就労移行支援のご利用から就職に至るまでの道のりについてお話を伺いました。
チャレンジドジャパン川崎センターを選んだきっかけ
Mさんがチャレンジドジャパン川崎センターの利用を考え始めたのは、進路の先生からの紹介がきっかけだったそうです。「社会に出るのが不安で自己理解ができていなかったからです」と、当時の心境を率直に語ってくださいました。卒業や次のステップを前にして、「社会に出て働く」ということに対して漠然とした不安を感じる方は少なくありません。また、自分自身の得意なことや苦手なこと、どのような環境なら力を発揮できるのかといった「自己理解」は、自分に合った仕事を見つける上で非常に重要ですが、一人で深めていくのは難しいものです。Mさんは、そうした不安を解消し、自分自身をより深く知るために、就労移行支援という選択肢にたどり着きました。専門的なサポートを受けながら、社会に出るための準備をしたいという前向きな気持ちが、利用の決め手となったようです。
センターに通ってみて良かったと感じたこと
センターに通い始めてからの変化について伺うと、「PCスキル、手先の器用さなどいろんなものが身につきました。自己理解も進みました」と、充実した表情で話してくださいました。チャレンジドジャパンでは、ビジネスマナーやコミュニケーション講座はもちろんのこと、WordやExcelといった実務に直結するPCスキルのトレーニング、軽作業などを通して集中力や持続力を養う訓練など、多岐にわたるプログラムを提供しています。Mさんはこれらのプログラムに積極的に参加する中で、ご自身の新たなスキルや能力を発見し、着実に力をつけていかれました。そして何より、日々の訓練やスタッフとの面談を重ねることで、利用のきっかけでもあった「自己理解」が大きく進んだことが、大きな収穫だったようです。自分の特性を客観的に把握し、それをどう仕事に活かしていくかを考えられるようになったことが、後の就職活動の大きな土台となりました。
就職活動で最も苦労したこと
就職活動の過程で最も大変だったことについて、「文章を組み立てるのが苦手で、志望動機を考えるのに苦労しました」と振り返ります。応募書類の作成、特に「志望動機」は、自分の強みや入社への熱意を伝えるための重要な項目ですが、自分の考えを整理し、企業の求める人物像と結びつけながら文章にする作業に難しさを感じる方は多くいらっしゃいます。Mさんもこの壁に直面しましたが、一人で抱え込むことはありませんでした。「スタッフに手助けしてもらい、ヒントをもらって乗り越えることができました」と語るように、センターのスタッフと一緒に、ご自身の経験やセンターで学んだことを一つひとつ棚卸しし、どのような言葉で伝えれば思いが伝わるかを考えていきました。私たちは答えを教えるのではなく、ご本人が自分の言葉で語れるよう、対話を重ねながらサポートします。この経験を通して、Mさんは苦手なことにも向き合い、乗り越えるという成功体験を積むことができました。
就職が決まったとき
内定の知らせを受けた時の気持ちを伺うと、「嬉しい気持ち。びっくりしました」と、喜びと驚きが入り混じった素直な心境を教えてくださいました。そして、「働きたいなと思っていた会社に内定をもらえてうれしかった」と続け、その喜びが一層大きなものであったことを感じさせてくれました。これまでの地道な努力が実を結び、しかもそれがご自身が強く望んでいた企業からの内定であったことは、何よりの自信につながったことでしょう。Mさんの頑張る姿を間近で見てきた私たちスタッフにとっても、本当に嬉しい瞬間でした。
これからのお仕事や今後の目標について
就職という一つの目標を達成したMさんに、今後の目標について尋ねました。すると、「就職を目標にしてきましたが、次は長く安定して働くことが次の目標です」という、非常に頼もしい言葉が返ってきました。就職はゴールではなく、社会人としての新たなスタートです。そのことを深く理解し、次のステージである「就労定着」を見据えているMさんの姿に、私たちは大きな成長を感じました。新しい環境で働き続ける中では、様々な喜びもあれば、困難に直面することもあるかもしれません。チャレンジドジャパンでは、就職後も定期的な面談などを通して、長く安心して働き続けられるよう「定着支援」を行っています。Mさんの新たな目標を、これからも全力でサポートしていきたいと思っています。
これから就労移行支援を利用しようと考える方に一言
最後に、これから就労移行支援の利用を考えている方々へ、Mさんからメッセージをいただきました。「新しい得意なものを探す、新しいスキルを習得することができます。職場でもアピールできるので頑張って下さい」。これは、まさにMさんご自身がセンターで経験し、実感されたことそのものです。就労移行支援事業所は、自分でも気づいていなかった新たな可能性を発見し、それを仕事で活かせる「武器」として磨き上げる場所です。Mさんのように、一歩を踏み出すことで、未来は大きく変わるかもしれません。
新しい場所でもMさんらしく頑張ってください。スタッフ一同、心から応援しています。
この記事を読んで、就労移行支援に興味を持たれた方、就職活動に悩んでいる方は、ぜひ一度チャレンジドジャパン川崎センターへ見学・ご相談にいらしてください。
お待ちしております。